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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > Mr.都市伝説・関暁夫が熱弁!
Mr.都市伝説・関暁夫インタビュー

Mr.都市伝説・関が熱弁「物質的価値観からの解放と精神テクノロジー」の時代…そしてお笑いもちゃんとやっていた!!

関ワールド、全開! 編集部、諭される

マイクロチップが埋め込まれた関の左手。

 ——シリーズ最新作では我々がA.I.によって作られた世界にいるとする「シミュレーション仮説」から、謎の遺跡「ギョベクリ・テペ」まで、縦横無尽の都市伝説が紹介されていますが、関さんはこうした都市伝説の情報をどうやって集めているんですか?

関 世間のイメージでは「ネットの情報とかをめっちゃ見ているんだろうな」って思われがちかもしれないけど、真実というのはその場で体感した人のみのもの。真実を知りたければ現場まで行くしかない。

——19年末に放送された『ウソかホントかわからない やりすぎ都市伝説2019冬』(テレビ東京)では、「ヒューメリアン(地球人と宇宙人のハーフ)」の女性を取材されたことでも、話題になりましたが、実際に現地に行って取材をしながら、新しい情報を得ていくんですね。

関 こっちのアンテナと向こうからのフィーリングというか、呼ばれたところに全部行くんだけどね。

——そうなんですね。

関 あのね。今の「そうなんですね」というのは、物質的な価値観上においての読み取り方だから。精神テクノロジー文明の時代なんだから、“呼ばれたところ”と言っても本当に精神的なもので読み取らないといけないわけ。「呼ばれたところに行く」というのも精神的な解釈で、読み取ってください。

——うーん、すみません。難しいですね……。

関 それだけ心の教育が必要とされているんだよ。心で頭をつくって会話を始めてごらん。人間の内面性・精神性というものがテクノロジーでどんどん可視化されてくると、『頭で聞くな、心で聞け』ということが当たり前になってくるよ。精神を研ぎ澄ませて、呼吸を整えて心で人の話を聞くように。そして、どれだけフラットにシンプルに伝えられるかということを考えていくわけ。そうして人が集まってきた時に、自身の功績というのが認められてくるから。やりがいというものはそこにあるんだね。

——なるほど……。ところで、関さんの登場以降、YouTuberなどの若い都市伝説テラーも増えているようですね。関さんが19年末に始めたYouTubeチャンネル「Mr.都市伝説 関暁夫の情熱が止まらない」も、すでに登録者数23.9万人(1月末時点)に到達するなど、都市伝説界隈はさらなる盛り上がりを見せていますね。

関 都市伝説というのが、ひとつの文化になったとはよく言われる。ただ、そこから次のステージにどんどんいかなきゃいけないんじゃないのかな。誰でも配信できる時代は、今までタレントやテレビ局が持っていた責任を、発言ひとつに対しても背負わされるわけだからね。

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