白石麻衣「自分に自信がない」アイドルの決断 乃木坂46卒業後を語る
乃木坂46の白石麻衣が、ヒロインをつとめる映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(2月21日公開)の番宣でバラエティ番組に多く出演中だ。白石はすでに乃木坂からの卒業を発表しており、卒業後の進路についての発言が注目を集めている。
2月9日放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に映画共演者の千葉雄大と出演した白石は、“尊敬している先輩”として2019年のドラマ『俺のスカート、どこ行った?』(同)で共演した俳優・古田新太をあげた。その理由は「お芝居の経験が多くないので『お芝居難しいんですよね』とお話をしたら、『俺は麻衣ちゃんのお芝居好きだよ』と言っていただいて。頑張ろうという気持ちに」なったからだという。
スタジオにサプライズ登場した古田新太は、白石の演技を「小細工をしない。俳優さんとか女優さんって上手く見せようと小細工をする」と評価。古田が台本カバーと徳利をプレゼントすると、白石は「めちゃくちゃ嬉しいです」と感動の涙を流した。
同番組には、元乃木坂46で卒業後は日本テレビに入社した市來玲奈アナウンサーが出演しており、白石と市來の共演も話題になっていたが、なにより、「卒業とともに引退するのでは?」と案じていた白石ファンは大いに安堵したようだ。
白石麻衣「ずっとこの仕事をしているつもりない」
白石麻衣の乃木坂46卒業が「=引退」と見られるようになったのは、2017年放送の『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)がきっかけ。多忙を極める白石の私生活に密着取材した同番組内で、白石は「私はずっとこの仕事をしているつもりないので」とサラリと発言。ファンに動揺が走った。
さらに同年、『news zero』(同)でも白石は、「個性っていうのが自分にはない」「自分に自信が持てるようになりたいと思います」と芸能活動の苦悩を明かしたことがあった。
乃木坂では、芸能界を電撃引退した元メンバーの橋本奈々未の先例もある。白石もまた、乃木坂卒業後は一般女性に戻るのかと思われていた。
しかし白石は芸能活動を続行する意志を固めたようだ。1月29日に行われた映画『スマホを落としただけなのに』の完成披露舞台挨拶で、白石は「撮影していた去年の夏頃はちょうど乃木坂46からの卒業について悩んでいた時期なんですけど」と切り出し、その上で「この作品で持っている力を出しきれたことが、グループを卒業するという決断につながったと思います」と説明している。
そして、今後について「お芝居の仕事がすごく好きですし、これからも演技に挑戦し続けたいです。この作品でひと皮むけてたらいいなと思います」と話し、女優業を続けることを明言した。
乃木坂46の“顔”として圧倒的な知名度と女性人気を誇る白石麻衣。若い女性の憧れる“クールビューティー”でありながら、自信が持てず悩みを抱えがちという等身大の姿が支持されている。グループを卒業したとしても、その支持が目減りすることはないだろう。
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