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日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル  > ブシロードが家虎根絶を宣言!

ブシロードが「家虎」根絶を宣言! アイドル&声優現場の“迷惑行為”はなぜなくならない?

イメージ画像/出典:josemanuelerre

 ゲームやキャラクターコンテンツを手掛ける「ブシロード」の創業者である木谷高明氏が2月2日、声優・アニメ系ライブでの「イエッタイガー」(家虎)というファンによるコールを根絶するとツイッターで宣言した。同コールを発した観客の退出やブラックリスト化、さらには損害賠償請求などの法的手段に出ることも検討するという。

「イエッタイガー」は元々女性アイドル現場で一部のファンが使っていたコール。間奏明けの音がないブレイク部分で叫ばれることも多く、“曲の雰囲気を壊す”として反発するファンも多かった。アイドル事情に詳しいエンタメライターはこう話す。

「『イエッタイガー』の起源は諸説ありますが、2018年に解散したベイビーレイズJAPANの『夜明けBrand New Days』という曲で大きく広まったと言われています。この曲は人気曲ではあるものの、イエッタイガーの後にサイリウムが投げられるなどの過剰な盛り上がりを見せることもあり、マナーの悪化を助長する楽曲という見方もありました。アイドル現場では比較的イエッタイガーは受け入れられていましたが、声優系のライブでは迷惑行為とみなされることが多かった。イエッタイガーをやめてくれと要請する演者も少なくないです」

 アイドル現場や声優現場では、イエッタイガーのようなファンによる特殊な応援方法があり、その是非について議論されることも多い。

「たとえばイントロ部分なんかで“言いたいことがあるんだよ……”などと長いセリフをファンが叫ぶ『ガチ恋口上』というものがあります。ファンにしてみれば、ステージ上のアイドルや声優に対する愛情を叫んでいるということでしょうが、曲もあまり聞こえなくなるし、雰囲気がぶち壊しになることもある。ガチ恋口上もまた、一部では反発される応援です」(同)

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