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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 氷川きよし「ボヘプ」カバーが圧巻

氷川きよし「ボヘミアン・ラプソディ」カバーがド迫力!

 このところ何かと話題を集める歌手の氷川きよしが、4日放送の『うたコン』(NHK)で、クイーンの名曲「ボヘミアン・ラプソディ」の日本語カバーをテレビ初歌唱した。

 この曲は、作詞家の湯川れい子氏が日本語詞を担当。昨年末、氷川のコンサートで披露したところ大きな反響を呼んだことから、今回の出演が決まったよう。青を基調とした華やかな衣装に身を包んだ氷川は、「みなさんにこの歌を日本語でどうしても届けたくて歌います」と真剣な面持ちで宣言。情感たっぷりに歌い上げた。

 ハード・ロック、オペラ、情熱的なバラードの要素が融合され、常識破りの6分という長さに、当初、レコード会社の上層部から「売れない」と言われるも、結果的にクイーンの代表曲となったのは有名な話だが、特にオペラパートの氷川はコミカルかつ鬼気迫る迫力で、全編を通して人生の喜怒哀楽を見事に表現。演歌、歌謡曲、ロック、アニソンとジャンルを超えて歌い継いできた氷川ならではの圧巻のステージだった。

 あまりに魂のこもった歌唱だっただけに、SNS上では「怖すぎる」「やっぱり日本語訳に違和感がある」といった声も見受けられるが、「氷川きよしにしか歌えない」「日本語版『ボヘミアン・ラプソディ』圧巻。傑作!」「やっと見られた!」といった好意的な視聴者が多かったようだ。

 クイーンといえば昨年、フレディ・マーキュリーの自伝映画『ボヘミアン・ラプソディ』が世界的に大ヒット。氷川も本作に心酔し、クイーンのメンバーとも親交がある湯川氏を通じて、直々に「『ボヘミアン・ラプソディ』を日本語で歌いたい」と申し出。クイーン側に認められ、初の公式日本語バージョンとなったという。

 2日にデビュー満20年を迎え、4日に発売した新曲「母」も好調な滑り出しを見せている氷川。これまではどちらかというと中高年の女性ファンが多かったが、昨年は始球式でショートパンツ姿を見せたり、テレビ番組でオネエ言葉を使ったり、インスタグラムでウエディングドレス風衣装を公開するなど、中性化。これが若い女性の間でも支持され、女優の仲里依紗も『華丸大吉&千鳥のテッパンいただきます!』(フジテレビ系)で「きい様」愛を語り、話題になったばかり。

 無敵となった氷川の今後の快進撃に注目だ。

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にっかんさいぞー

最終更新:2020/02/05 15:24
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