杏が許せなかった東出の不倫、自分より女優としてのキャリアも演技力も劣る“格下女”になぜの思い
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
私の中学、高校の同期だった久次米正博が亡くなったと、共通の友人から電話が来た。昨秋、医者に診てもらったら、すい臓がんで余命3ヵ月といわれたそうだ。
彼は病院には入らず、家で最期を迎えたという。
彼は、高校時代からエレキバンドを始め、卒業して自動車会社に入ってからも、バンド活動をしてきた。高校時代に、私も少しだけエレキを齧ったが、彼のようにはうまくならず諦めた。
定年になってからも年に何回か、高田馬場あたりのコヤでテケテケテケと、楽しそうに演奏して、ファンもついていたようだ。
われわれの高校時代は、ベンチャーズ、ビートルズ来日、東京オリンピックなどがあったが、思い出しても、一番熱狂したのはベンチャーズのエレキだった。
学園祭といえば、どこの学校でもエレキの音が聞こえたものだった。ベンチャーズの日本公演も見に行った。
加山雄三の映画『エレキの若大将』にしびれた。安いエレキギターとアンプ、ドラムスセットを買って、家を締め切って、仲間とバンドの真似ごとをした。近所から苦情が来ると、私の母親が菓子折りを持って謝りに行ってくれた。
下手なバンドの一人はテレビ会社に入り、カントリーのバンドを組み、定年後も年に何回かリサイタルをやっている。
久次米は私より1つ下だったと思う。彼が亡くなるというのは、「俺たちの青春がなくなる」ということだ。彼の死を知った夜は、ベンチャーズを夜中まで聞きながら、あの日あの時を思い出していた。甘酸っぱい思い出が胸を満たし、涙が一筋流れた。
さて、フライデーが、安倍首相の「神社に3000円ばら撒き疑惑」を報じている。
安倍が代表を務める地元の政治団体「自民党山口県第四選挙区支部」が、安倍の選挙区である下関市内の15社以上の神社に、「会費」という名目で、延べ約50回も3000円を支払っていたというのである。
同じ領収書用紙、宛名や3000円という金額、但し書きも「会費として」、書体も大半が同じだという。
神社から領収書をもらうと「初穂料」とか「玉串料」とか但し書きがされる。それでは有権者に対する「寄付行為」になり、公職選挙法に問われる恐れがあるから、そうしているのだろうと、フリージャーナリストの三宅勝久が話している。
政教分離という大原則があり、宗教行事には政治資金ではなく、個人で支払うべきだ。
安倍首相の公私混同ぶりは「桜を見る会」だけではなく、こんなところにもあったのだ。
同じフライデーからもう1本。
テレビ朝日の田中萌アナ(28)が、人気ロックバンド「THE ORAL CIGARETTES」の京大卒ベーシスト・あきらかにあきら」(28)と通い愛しているというのだ。
田中は、明治大学を卒業後、15年にテレ朝に入社。1年目に『グッドモーニング』のサブMCに起用されるなど、期待されていたが、2年目の冬に、同じ局の加藤泰平アナとの番組内不倫が発覚して、番組を降板させられてしまった。
ようやくAbemaTVなどのキャスターに起用され、復帰してきたそうだ。
あきらかとは同じ居酒屋で知り合い、交際に発展したという。今度は失敗しないようにね。
今回の冒頭でも書いたが、東出昌大(31)が追い詰められている。妻の杏が第三子を妊んでいるとき、まだ未成年だった女優・唐田えりか(22)と不倫していたことが先週の文春で報じられた。
当初は、出演しているドラマも降板することなく、CMも継続されるはずだった。だが、東出のファン層である女性たちから、厳しい非難の声が上がり、CMは中止、不倫報道があった翌日に放送されたドラマの視聴率も大幅にダウンしてしまった。別居して一人で暮らしているウイークリーマンションにも帰れない日々が続いているようである。
女性たちの代表的な声は、文春オンラインに掲載されている、ジャーナリストで名寄市立大学特命教授の猪熊弘子の以下の言葉に集約されるだろう。
「現実には、どれだけ男性が育児に協力するといっても担える負担は育児全体のなかでも3割ほどだと思います。男性に必要なのは何より妻を精神的に支えること。それすらも放棄して、自分は外で若い女性と不倫していました、となれば、子供を育てた経験のある多くの人は許せないと思うでしょう。この怒りは根深いですよ」
今週の文春は、不倫相手の唐田がツイッターやインスタに書き込んだ、出会いの頃の東出への思い、妻子ある男性を好きになってしまった苦悩、東出への思いを断ち切ろうと同世代の俳優と交際したが長続きしなかったことなどを紹介し、「決して世間で言われている“魔性の女”ではありません」と芸能関係者にいわせている。
仲間内や妻の杏にも知られるところとなり、危機感を抱いた東出は、唐田に別れ話を持ち出してもいた。そんな男に女は不満をぶつけたが、今年1月に妻から決定的な証拠を突きつけられ、東出は一方的に電話してきて、「今後はもう会えなくなる」と告げたという。
一方、杏のほうは、結婚記念日である今年の元日、3人の子どもを連れて、友人たちとベトナム旅行へ行ったそうだ。そこでも彼女と東出は別々のグループに分かれて行動していたという。
1月20日に文春が杏を直撃した時、怒りに震える声で、「そのことは、そっとしておいてください」といったそうである。
母親の多額な借金と、父親・渡辺謙の女問題で離婚した後、母親についた杏は、借金を返そうと高校を中退してモデルの仕事を始めた。彼女は、こうと決めたら貫く人である。
東出は、時間が経てば寄りが戻ると大甘な考えを持っていると、手ひどいしっぺ返しにあうに違いない。
さて、決断の2月である。秋篠宮眞子さんと小室圭の結婚問題が大詰めを迎え、各誌は挙って破談か結婚かを予想している。
女性セブン「眞子さま『秋篠宮さまを完全スルー』」、女性自身「美智子さま嘆きの肉声 眞子さま結婚『もう止められない……』」、週刊女性「眞子さま無期延期発表で“事実上・破談”へ」、新潮「『天皇誕生日』後に迎える『眞子さま』運命の刻」
まず、新潮を見てみよう。秋篠宮家の事情を知る関係者が、「皇嗣職をはじめ職員は、この件でまだ何も動き始めておらず、2月初旬には間に合いそうもない。やはり陛下のお誕生日を過ぎてから、時機を見て発表に踏み切るのだと思います」と語っている。
天皇誕生日は2月23日。その後に発表するというのだが、「小室さんが依然留学中で、秋篠宮家としてコンタクトできていない状態では、今回はひとまずやり過ごし、時が経つのを待つしかないのではないでしょうか」(同)と、再延長だと推測しているのである。
再延長なら事実上の「破談」だと見るのは週刊女性。セブンのタイトルはわかりにくいが、要は、秋篠宮夫妻と眞子さんは言葉を交わしていないので、秋篠宮の「何らかの発表をすべき」だという発言は、眞子さんにとって寝耳に水で、より反発を強めている。
彼女は秋篠宮の意向をスルー(無視)して、5月頃まで発表はずれ込むというのである。
その発表内容はどうなるか分からないが、文意をくみ取れば、決意の固い眞子さんだから、「圭さんと結婚する」という内容のものになるのではないか。
自身は、美智子上皇后が知人に、眞子さんのことは、「見守るしかないでしょう」と洩らしたという言葉を手がかりに、眞子さんが皇籍を離脱しても結婚したいというのなら、致し方ないと考えているというのである。
消極的だが、2人は結婚へ進むと見ているのは2誌、様子見が1誌、無期延期=破談と見ているのは週女だけのようだ。
私は、ここまで結婚するという意志を貫いてきた眞子さんだから、翻意することはないと考えている。あとは、秋篠宮が妻である紀子妃をどう説得するかにかかっている。
先日、上皇が突然倒れ、MRI検査を受けたと報じられた。美智子上皇后も体調がすぐれないようだ。早く、眞子さん結婚の朗報を上皇上皇后に伝えるべきだと思うのだが。
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