蒼井優が「家事負担100%」告白、共働き夫婦の家事シェア率は?
南海キャンディーズの山里亮太と結婚した蒼井優が、新婚生活について「旦那さんはまったく料理をしない」「家事は妻100%夫0%と捉えていた方がラク」と笑顔で語り、共働き世帯のネットユーザーの賛否を呼んでいる。
29日放送の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)に出演した蒼井。長瀬智也が「旦那さんも(手料理を)作る?」と質問すると、蒼井は「まったく(作りません)」とキッパリ。作ってもらえるとしたら嬉しいそうだが、「基本的にもう(家事を)妻100%夫0%と捉えていた方がラクなので」とのことだ。
国分太一が「女優のお仕事で大変なときもあるんじゃない?」と質問したところ、蒼井は「あまりにも私が忙しそうだと、皿洗いするよとか言ってくれるんですけど」と明かしつつ「基本的には完璧に100か0って思ってた方がバランスが取れる。自分がスッキリする」という考えを述べた。
松岡昌宏は驚いた様子で「サザエさんのフネさんみたいな方だね。今、ハートを捕まれている人いっぱいいると思うよ」と蒼井を褒めた。一方、ネットでは松岡のように彼女を良妻だと褒める声だけでなく、「優ちゃんの発言ちょっとショック…」「世の男性にこれが当たり前だと思ってほしくはない」等の声もある。「旦那に期待しているとイライラするから、やらないと開き直るほうが自分のメンタルが楽なのわかる」という共感も少なくない。
ちなみに、夫の山里は独身時代の2015年に出演した『解決!ナイナイアンサー』(日本テレビ系)で、「週1回お父さんが来て洗濯。シャンプーなどがなくなっていたら詰め替えてくれる」と、親に家事を依存していると明かしていた。
理想の家事負担は「夫50:妻50」だが…
では、一般的な家庭の事情はどうだろうか。インターネットリサーチの会社のマクロミルが2019年11月に発表した調査結果によると、夫婦ともにフルタイムの共働き家庭は増加傾向に。家事分担の理想を「夫50:妻50」と答えたのは43.3%に上っている。
しかし、その理想と現実はまったく異なるようだ。同調査では、実際のフルタイム共働き家庭の家事分担比率について「夫10%妻90%」(21.8%)という回答が最も多く、妻が「80%以上」の家事を担っているという回答が半数を占めた。さらに残念なことに、昨年度の調査と比べて男性の家事分担比率は全体的に減少。夫婦平等からは後退しているという実態が浮き彫りになった。
北川景子「家事はわたしが完璧にやらなくちゃいけないと思ってた。けど…」
再び芸能人夫婦の話に戻そう。2016年に結婚した北川景子とDAIGO夫妻は結婚当初、北川がほとんどの家事を担っていたという。しかし現在は家事をシェアすることで生活が上手く回るようになったそうだ。
昨年3月放送の『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)に出演した北川は、個人的なニュースとして「最近、(DAIGOが)料理を始めました」と発表。「今まではやっぱり、家事はわたしが完璧にやらなくちゃいけないと思ってて、全部自分でやってたんだけど……最近はやってくれるようになったので、帰ったら(料理が)できてる」と嬉しそうに話していた。
一方で、DAIGOも一昨年放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演した際、家事分担に疑問を持ったエピソードを次のように明かしていた。
「結婚して一緒に住むじゃないですか。奥さんのほうが遅く帰ってくる日がやっぱりあるんですよね。(北川が)基本的に家事全般をやってくれるんですけど、そのときに、何もしないで待っている俺ってどうなのって思ったんですよ」
「だったら待ってる間に、ちょっと掃除機、挑戦してみようかなって」
DAIGOは30歳半ばまで実家暮らしをしており、掃除や洗濯をする機会が少なかったそうだ。しかし、「今の洗濯機ってめちゃくちゃ便利」とわかったことから、洗濯もするようになったという。このとき黒柳徹子は「料理もしてみたら」とカレーのレシピを伝授しており、DAIGOも今では料理をしているかもしれない。
身の回りを整える家事は、誰にとっても生活の基本と言える。一人暮らしなら男も女も関係なく、大抵は自分自身でやるだろう。それが夫婦になったからといって、片方だけの役割になるというのも不思議な話だ。夫婦どちらも多忙であればなおのこと、家事をシェアして生活を回していくのが合理的ではないだろうか。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事