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簡単に酔えるタブーなお酒【2】

ストロング系チューハイもかすむ? 死者まで出して全米を震撼させた酒「フォー・ロコ」のヤバさ

職場で飲んでもバレないの? 芥川賞作家による「ストロングゼロ文学」?

「新潮」(新潮社)の2019年1月号

 ストロングゼロが話題になり始めた2年前。ツイッター上では「ストロングゼロ文学」なるものが誕生し、有名な文学作品にストロングゼロを紛れ込ませたり、ストロングゼロに関するエモーショナルなポエムツイートが多数投稿されていた。

 そんなブームも落ち着いた昨年末、「新潮」(新潮社)の2019年1月号に『蛇にピアス』(集英社)で知られる芥川賞作家の金原ひとみが、その名も「ストロングゼロ」という作品を発表。流行作家の「ストロングゼロ文学」だ!

 本作の主人公は仕事中にもかかわらずストロングゼロを飲む女性編集者。鬱状態の彼氏との同居や仕事のストレスから逃れるために、職場でもアイスコーヒー用の氷入りのカップにストロングゼロを入れてストローで飲んでいるのだが、その行為を思いついたときの「こんないいアイディアを思いつくなんて、私はすごい」というセリフは、ツイッターに投稿される「ストロングゼロ文学」を彷彿とさせる。

 昨年、パリから帰国した著者にしてみれば、ストロングゼロは興味深いカルチャーに見えたのかもしれない。(月刊サイゾー2019年2月号『新しいニッポンのタブー』より )

日刊サイゾー

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最終更新:2020/01/29 09:32
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