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『フリースタイルダンジョン』レビュー

『フリースタイルダンジョン』でモンスターがパン作り!? Zeebraの食レポうますぎ!

Zeebraの意外な才能が明らかに

 モンスターたちの「プレゼンラップ」をZeebraが、パンの「味・見た目」をパン職人が審査し、合計点で競い合うというのが、この戦いのルールだ。パンをこねながらラップするわ、焼き上がったパンを前にもう一度ラップするわ、なんだかんだで番組の軸はブレていなかった。ただ、ラッパーがパンのおいしさでも優劣をつけられているのは、さすがに意味がわからなすぎる。

 注目は、FORKが作ったリアルかにぱんだ。これを、審査員のZeebraが口にした。

「普通にうまいっすよ! 最近はやってるロブスターロールパンを彷彿とさせるような感じで、アリかなと思う」(Zeebra)

 予想外の事態だ。プレゼンラップ審査を担当するZeebraの食レポが異常にうまい。バラエティ番組ばりの企画にどこか照れているモンスターたちを、Zeebraが必死に盛り立ててフォローしているかのよう。さすがの兄貴っぷりだ。ただ、「肉を食べない」と公言するZeebraにこのパンの審査を任せるのは、いくらなんでもミスマッチだと思う。 

 結果、このフリースタイルパンジョンで優勝したのはERONEが作った牛肉尽くしのパン「NO MORE BEEF」だった。このパンは、2日間にわたり100個限定で実際に都内のパン屋で販売された。

 さて、今夜放送の『フリースタイルダンジョン』は通常バージョンに戻るはず……と思いきや、まだまだモンスターたちの休日は明けない。ゲッターズ飯田の弟子・ぷりあでぃす玲奈がモンスターたちを占い、今年の運勢ランキングをつけるという珍企画が決行される模様。いよいよ、誰をターゲットにしているのかわからない番組になってきた。

寺西ジャジューカ(芸能・テレビウォッチャー)

1978年生まれ。得意分野は、芸能、音楽、格闘技、(昔の)プロレス系。『証言UWF』(宝島社)に執筆。

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最終更新:2020/02/04 10:24
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