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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > NHKのネット配信に民法が猛反発

NHKのネット常時配信に猛反発! 民放各局が“インターネットファースト”に舵を切れない懐事情

NHK放送センター

 公共放送であるNHKが、今年4月から地上波のテレビ放送をスマートホンなどで閲覧できるよう、インターネットに常時配信することを発表した。これにいまだに猛烈な反発をしているのは民放各局。どうやらそれなりの“懐事情”があるようだ。

 今回は、常時配信に加えて番組を放送から1週間、ユーザーが好きな時間に見られる「見逃し配信」サービスを『NHKプラス』の愛称でスタートさせる。同局の関係者は「民放もそうだけど、うちだって視聴率は下がってるんだから、それなりの危機感はある。携帯で放送を見られたら、新たなアピールにもなる」と息巻いている。

 これにNOを突き付けているのが民放各局だ。

「民業圧迫」「NHKが暴走しかねない」などと反対。管轄の総務省も費用抑制や配信時間の制限など条件を付けて認可した経緯がある。中堅民放局幹部の1人は「世の中、ネットファーストの流れになっていることは百も承知。そこに気づいたNHKが潤沢な人員と予算をつぎ込んだら、あっという間に差が開いて1強になってしまうことを皆、恐れている」と話す。

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