安倍首相、側近の不祥事が相次ぎレームダック化…岸田氏への禅譲で“キングメーカー狙い”
2020/01/26 12:12
#政治 #安倍晋三 #自民党 #岸田文雄
昨年夏の参院選の公職選挙法違反をめぐり、広島地検から取り調べを受けている河井案里陣営に、1億5,000万円ものカネが自民党本部から振り込まれていたことが1月22日、「週刊文春」(文藝春秋)などの報道で発覚した。
「案里氏と、夫で衆院議員の河井克行・前法相の両選挙区支部に、それぞれ7,500万円ずつ渡っていたことが内部資料でわかったのです。違法ではありませんが、同じく自民党候補として競った溝手顕正・元参院議員会長は1,500万円で、その10倍にあたる。溝手氏が第一次安倍政権の時に安倍氏を痛烈に批判したことによる意趣返しにせよ、その異常な額は、公選法違反の”原資”と指摘されても仕方がない」(自民党関係者)
時を同じくして衆院本会議で、選択的夫婦別姓を認めるべきだとの代表質問が行われた際、自民党の杉田水脈衆院議員が「だったら結婚しなくていい!」とヤジが飛ばし、問題視された。杉田氏は、落選中のところを安倍氏に拾われて自民党で出馬した経緯があり、安倍氏の側近を自任する御仁だ。
桜を見る会、IR疑獄に加え、泣きっ面にハチの安倍首相だが、側近たちは現金にも、「禅譲」に向けたシナリオを描き始めている。
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