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パワハラの極み!? 男性社員に“黒ストッキングダンス”を強要→拒否したらクビ!

映像に映し出されていた、黒ストッキング姿で踊る2人の男性社員

 かつてブラック企業の代名詞ともいわれた飲食チェーンなどを展開する「ワタミグループ」の居酒屋が第6回ホワイト企業大賞で特別賞を受賞し、物議を醸しているが、中国ではブラック企業の従業員に対するパワハラが話題となっている。

 現地の複数メディアの報道によると、浙江省紹興市で警備会社に勤務していた男性が、会社からひどい仕打ちを受けたと訴えているという。

 男性が勤めていた会社では先日、賞罰規定が新たに制定されたのだが、その規定というのが、”業績が会社の要求するレベルに達していない社員は、相応の罰を受けなければならない”というものだった。

 その規定により、男性は業績未達成とされ、上司から「ズボンを脱いで女性用の黒ストッキングをはき、ダンスしているところをビデオに撮れ」と要求されたが、それを拒否すると、すぐさまクビを宣告されたという。

 男性がマスコミに提供した映像には、2人の男性社員が黒ストッキング姿になり、カメラの前で奇妙な振りで体を動かしているところが映し出されており、撮影者が彼らに対してあれこれと動きの指示を出している声や、その現場にいた女性社員たちの笑い声も録音されていた。

 一方、同社の広報担当者は「男性が言う“ダンスの罰”については何も知らないとし、男性がこの仕事に適していなかったから解雇しただけだ」と反論。また、「解雇後、男性は家族を引き連れて会社に抗議に来たが、これによってほかの社員たちの業務に支障が出た」と不満をあらわにしている。

 現在、お互いに弁護士を立てて話し合いが進められているというが、いずれにしても、こんな会社はとっとと辞めたほうが正解といえるだろう。

佐久間賢三(ライター)

前職の関係で10年近く中国で生活し、その後フリーライターに。得意分野は中国のおバカネタ、エロネタ。

さくまけんぞう

最終更新:2020/01/26 14:00
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