北村匠海主演で『とんかつDJアゲ太郎』まさかの実写映画化! 異色ジャンプマンガの成り上がりっぷりがすごい!!
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集英社「少年ジャンプ+」で2014~17年まで連載されたWeb漫画『とんかつDJアゲ太郎』が、北村匠海主演でまさかの実写映画化。老舗とんかつ屋の息子である勝又揚太郎(北村)が、クラブカルチャーとの出会いをきっかけに「とんかつDJ」を目指すというストーリーで、ジャンプらしからぬ作風は話題を集め、2016年にはテレビアニメ化も。北村のほか、アゲ太郎が憧れる見習いスタイリスト・苑子役に山本舞香、ライバルの屋敷蔵人役に伊藤健太郎、アゲ太郎の師匠となるDJオイリー役には伊勢谷友介の出演が発表された。
日刊サイゾーでは本作がネット上で話題になり始めた2014年、いち早くイーピャオ氏(原案)と小山ゆうじろう氏(作画)にインタビューを実施。今回の映画化を記念して、再掲する!
「とんかつとDJって同じなのか!!!???」
ネット上で、じわじわくる、と話題になっているマンガがある。『とんかつDJアゲ太郎』がそれだ。<とんかつ、クラブカルチャー、DJ……渋谷の「今」を切り取った最新型アーバンライフ>をテーマに、今年9月から「週刊少年ジャンプ」(集英社)の電子版「少年ジャンプ+」で無料掲載されている。渋谷のとんかつ屋「しぶかつ」の息子・勝又揚太郎が、偶然訪れた配達先のクラブで体験した光景に魅了され、一人前のとんかつ屋兼DJを目指すという物語。一見、まったく結びつかない“とんかつ”と“DJ”だが、実は、そこには驚くべき共通点が隠されていた――。
奇想天外な設定と強引なロジックで“異端のジャンプマンガ”として注目される『とんかつDJアゲ太郎』だが、今度はなんと、ファッション誌「メンズノンノ」(同)1月号で番外編をスタートさせた。タイトルは『とんかつDJアゲ太郎 B面~ファッショニスタへの道~』。“とんかつ”と“ファッション”を独自の視点で結びつけ、展開していくという。快進撃を続けるこの作品の作者、イーピャオ氏(原案)と小山ゆうじろう氏(作画)に、話を訊いた。
……なんで、とんかつなの!?
***
――まずは、「とんかつ×DJ」という設定にした理由を教えてください。
イーピャオ 突き詰めると、ダジャレなんです。「豚肉を揚げる」「フロアをアゲる」という……。でも、2人ともとんかつは大好きです!
――実際のモデルはいるんですか?
小山 いません。キャラクターのビジュアルは、それぞれ参考にしてる人がいるんですが。揚げ場の経歴のあるDJの方がいたら、ぜひ教えてほしいです。
――お2人は学生時代の先輩後輩という関係だそうですが、バリバリのクラバー&DJなんですか?
小山 DJは未経験で、クラブは連載前に一度だけ行ったことがある程度です。今は取材も兼ねてちょこちょこ通ってます。
イーピャオ 自分もDJ未経験、クラブ歴も本当に浅く……現在進行形で魅力を探ってます。好きな音楽のジャンルは、ロックよりポップって感じです。
――「まさか…!!! 千切りと同じBPM!!!???」「豚をアゲるか客をアゲるか大したちがいはねぇ!!」「固い肉もカタいオーディエンスも アゲる前にほぐせばいいんだ!!!」「揚げ音と雨音が グルーヴを生んでいる」など、アゲ太郎の天才的な悟りが、この作品のキモとなっていますね。
小山 各話のタイトル・人物名はイーピャオ。パンチラインとなるセリフは、僕が考えてます。各々が得意で面白がってることをやってる感じですが、極力、余計な言葉を肉付けしようということは心掛けてますね。また、WEBマンガということでスマホなどの小さな画面で読むことを想定して、画・セリフ含め、とにかく読みやすさに気を使ってます。
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