中国マックに2,000円超の春節限定メニュー登場! 「特権階級バーレル」を食べてみた
#中国 #マクドナルド
ケンタッキー・フライド・チキンやバーガーキングの朝メニューにおかゆがあったり、マクドナルドの朝メニューに中国の朝食で定番の「油条(揚げパン)」があったりと、本国や日本とはだいぶメニュー構成が異なる中国のファストフード。そのマクドナルドでは、1月8日~2月11日まで、春節限定メニューが販売されているというので、早速上海の某店舗に行ってみた。
今回注文したのは、一番大きなセット「金門世家桶」。「世家」とは「昔、中国で、 一定の地位や俸禄を世襲していた家柄」、「桶」はバーレル(バケツ)のことなので、「特権階級バーレル」とでも訳すべきか。パッケージには金色を配し、金運アップを演出したなかなか派手なセットで、春節休暇中に家族で集まって食べるにはピッタリだ。値段は130元(約2,100円)と、ファストフードとしては超高級。別々で購入するのに比べ、50元(約800円)も得するという。
バケットの中身は……怒涛のチキン攻め!
バーレルの中には定番のチキンナゲット1箱(10ピース入り)、フライドチキン4個、チキンカツ1枚、鶏モモ鉄板焼きバーガー2個が入っており、これでもかというほどのチキン攻め。フライドチキンとチキンカツはスパイシーでかなり辛かったが、ナゲットのソースは期間限定のレモン味で、酸味と甘みがクセになる。
これにメインのバーガー1個、ポテト2個、紫芋パイとあずきパイが1個ずつ、ドリンク4杯が付く。メインのバーガーは「金尊肉醤」か「金風来福」から選べる。前者はハンバーグにチーズ、トマト、ミートソースが入ったオーソドックスなもので、後者はチキンカツにパイナップルが入ったもの。追加で4元(約64円)かかるが、名前からして縁起が良さそうだったので、こちらをチョイス。ケチャップベースの味は悪くないが、パイナップルは輪っか一切れが丸ごと入っていて、かなり主張が強め。パイナップル入りの酢豚といった感じで、好き嫌いは分かれそうだ 。
ポテトは、2つのうち1つを期間限定のポテトリングに変更することが可能。金のチェーンが連なる様子を表しているようで、これも金運アップのための演出といえる。
紫芋パイは通常商品だが、あずきパイは限定商品。ちなみに中国のマックにはアップルパイはなく、紫芋パイとパイナップルパイが標準メニューになっている。どちらもかなり甘いが、チキンの辛さでいっぱいになった口の中を中和してくれるので、これはこれで悪くない。ドリンクはコーラが基本で、追加料金を支払えば、タピオカミルクティなど、ほかの飲み物にも変更できる。
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