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日刊サイゾー トップ > 社会  > イラン司令官の爆殺映像が流出か

第三次世界大戦の火蓋が切って落とされた!? ソレイマニ司令官を爆殺した米軍ドローン映像が流出か

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 東京オリンピック・パラリンピックが開かれる2020年は、米軍がイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害したとのニュースで幕を開けた。インターネット検索で「第三次世界大戦」が急上昇するなど全世界が緊張に包まれている中、安倍政権は海上自衛隊の中東派遣も強行している。「詳しいことは分からないけど、今回ばかりは少しやばいぞ」と感じているのが、街の空気ではないだろうか。

 そのような中、中東問題専門家はソレイマニ司令官殺害について、衝撃的な状況を語った。

「旧知の軍事関係者から、米軍のドローンがソレイマニ司令官を“空爆”する映像を見せてもらいました。その映像は、ドローン搭載のカメラを通じて撮影されたもので、米国本土のドローン操縦室でパイロットが見ていたものだそうです。映像には、パイロットの『目標捕捉』『発射』『生存者確認、追撃』など生々しい声も入っていました」

 米軍は、中東に偵察型ドローン「RQ−4 グローバルホーク」や攻撃・偵察型ドローン「MQ−9 リーパ」を展開している。これらドローンは通常、インプットされた飛行経路で偵察活動を行うが、攻撃する際などには米国本土の基地から人工衛星を介して遠隔操縦される。

「一本道を映す白黒の画面から暗視装置で撮影していることが分かりました。画面中央に表示された照準に向かって、大型SUVのような車両5~6台の車列が近づいてきます。すると、ドローンはゆっくりと姿勢を変えて、先頭車両に照準を合わせました。

 数秒後、『攻撃許可、確認』というパイロットの声に合わせて、白い物体が車両に吸い込まれるように近づき、一瞬、画面が真っ白になりました。ドローンから発射されたレーザー誘導爆弾が命中したのです。

 爆発の衝撃でしょうか、車列はきれいに停止しました。そして2台目、3台目に向けて、数発のレーザー誘導爆弾が投下され次々に命中。後続する車両から乗員が飛び出して逃げ回りますが、ドローンはそこに向けて次々と誘導ミサイルを撃ち込んだのです。

 白く浮かび上がった閃光の後には、燃えさかるSUVとヒトデのように倒れた乗員の姿しかありませんでした」(前出の中東専門家)

 数十秒の映像に映った光景は、「虐殺」(前出の中東専門家)としか表現できないものだ。この映像が本物かどうか、本物であればどのような意図や経緯で流出したものかは検証される必要がある。

 しかし、いずれにしても未だインターネット上に公開されてないこの衝撃映像が公開されれば、ソレイマニ司令官の葬儀に数万人も集まったイラク人の怒りに再び火を点けることになるのは間違いないだろう。第3次世界大戦間近といわれる状況下に自衛隊を送り込む安倍政権の判断が凶と出ないことを祈りたい。

金沢健太(ジャーナリスト)

明治大学卒業。"日本一厳しい学校"で日本の昭和体質に長年の疑問を感じており、令和に入り一念発起。ライターとして独立し、古い日本体質、権力に対して疑問を投げ掛けた記事を手掛ける。

かなざわけんた

最終更新:2020/01/15 12:15
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