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日刊サイゾー トップ > 海外  > 花澤香菜、中国で大人気!
中国年越し番組に2年連続出場!

中国6,000万人が熱狂する声優・花澤香菜は、新「中国で最も愛される日本人」!?

流暢な中国語で歌を披露した花澤(網易新聞)

 ここ数年、日本の芸能人は中華圏への進出を加速させている。嵐や山下智久、木村拓哉といったジャニーズをはじめ、アイドル、俳優、歌手、芸人などがこぞって中国版Twitter「微博」アカウントを開設、日々、中華圏のファンにメッセージを投稿するなか、中国からは日本の声優にもラブコールが送られているようだ。

「網易新聞」(1月1日付)は、声優・花澤香菜が中国の年越し番組に2年連続で出演し、中国語で歌やダンスを披露したことを伝えている。花澤は数年前から中国で人気に火がつき、昨年は広州と上海で初となる海外公演を行うなど、精力的にアーティスト活動を行っている。

 中国で花澤の名が広まったきっかけとなったのが、その笑顔だった。2013年、日本のとあるテレビ番組に出演していた花澤が見せたなんともいえない笑顔が、中国人にバカ受け。ネットユーザーによってコラ画像が作られ、SNSを介し、たちまち中国全土に広まったのである。結果、中国の元NBA選手ヤオ・ ミン、韓国の俳優チェ・ソングクと共に“東アジア表情三大巨頭”に選ばれるなど、中国での知名度を広げていった。

 その後、声優としての活動のほか、アーティストとしても注目されるようになり、15年には人気中国アニメ『雛蜂-BEE』の日本語版で声優を務めるなど、中国人ファンを獲得していった。昨年3月には微博アカウント を開設し、現在のフォロワー数は約 50万人となっている。昨年11月にはアリババが開催した“独身の日セール音楽特番”に出演し、6,000万人のネット視聴者が見守る中、持ち歌である「恋愛サーキュレーション」を披露し、会場を大いに沸かせた。

 年越し番組では、人気アーティスト・周杰倫「告白気球」を流暢な中国語で歌い上げ、視聴者から大絶賛。ネット上では、「もう日本に帰らないで中国に住もうね」「中国語めっちゃ上手! めっちゃかわいいし大好き!」「中国語もとても勉強しているみたいだし、これからは中国のアニメの声優もたくさんやってほしい」など、花澤の中国でのさらなる活動を期待するコメントも多く寄せられている。

 同番組では人気歌手の汪蘇瀧と合唱したほか、ゲストとしてやってきたジャッキー・チェンとも共演を果たすなど、文字通りスターの仲間入りを果たしている。

「中国で最も愛される日本人」の座には長らく蒼井そらが君臨してきたが、その後継者となるのは花澤かもしれない。

廣瀬大介(ひろせ・だいすけ)

明治大学卒業後、中国の重慶大学へ留学。メディア論を学び、帰国後は中国の社会問題についてウェブメディアを中心に執筆している。

ひろせだいすけ

最終更新:2020/02/25 14:16
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