元SMAP勢が年末年始の出演番組で高視聴率を連発! “需要あり”でテレビ業界の流れ変わるか
#ジャニーズ #SMAP #新しい地図
元SMAPで『新しい地図』の草なぎ剛、稲垣吾郎、香取慎吾の3人が年末年始に出演した番組で高視聴率を連発した。
昨年12月31日に放送された『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル! 絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!』(日本テレビ系)では、草なぎがアダルトビデオの村西とおる監督に扮し、白いブリーフ一丁で登場するなど笑いを誘った。
同番組の視聴率は第1部(午後6時30分~)が16.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)で、前年より1.9ポイント増。第2部(同9時~深夜0時30分)は14.6%で、前年比1.8ポイントアップ。18年末は数字が落ち込んだ同番組だが、『新しい地図』の参戦もあって、盛り返しに成功した。
また、2日にオンエアされた『出川哲朗の充電させてもらえませんか? 行くぞ!令和最初のお正月は“伊勢神宮”!関宿から松阪、鳥羽、志摩おめでたスポット巡る158キロ!ですがひぇ~吾郎ちゃんにつよぽんも慎吾ちゃんもハチャメチャすぎてヤバいよヤバいよ!新春3時間SP』(テレビ東京系)は、第1部(同5時55分~)が10.2%、第2部(同7時~9時)が11.6%をマーク。同番組史上では、2018年7月14日(明石家さんまがゲスト)の13.2%、昨年7月20日(中居正広がゲスト)の12.6%に次ぐ歴代第3位の高視聴率を記録した。
「テレビ業界で干されていた3人がそろって地上波に出ること自体が久しぶりとあって、『見たい』という視聴動向につながったのでしょう。これで“需要”があることがハッキリしたのですから、各局もじょじょに起用していく流れになるでしょう。むろん、ずっとこの高視聴率が続くとは思えませんが、当面彼らが出演する番組は高い数字を獲れるんじゃないでしょうか」(テレビ制作関係者)
ここにきて、稲垣が昨年12月27日に正式にスタートした『不可避研究所』(NHK総合)のメインキャスターに就任し、ジャニーズ事務所退所後、地上波では初の新たなレギュラー番組を獲得。同日には草なぎが『あさイチ』(同)に出演し、6日にはパラスポーツ普及の一環で、『スッキリ』(日テレ系)に3人で登場するなど、地上波への登場が増えてきた。
「現状、この3人を解禁したのはNHK、日テレ、テレ東の3局ですが、こうやって目に見えて数字に結びついていけば、テレビ朝日、TBS、フジテレビもいつまでも静観というわけにはいかなくなる。全局で解禁せざるを得なくなるように、『新しい地図』のメンバーは、出演番組で結果を出して、“需要”があることを示していかなければならないでしょうね」(同)
昨年7月に公正取引委員会がジャニーズに対して、元SMAPの3人を出演させないよう、テレビ局に圧力をかけた疑いで、独禁法違反につながる恐れのある行為が認められたとして、注意したことが明らかになった。そのため、ジャニーズも「新しい地図」への露骨な妨害工作ができなくなった。各局も、まだジャニーズに忖度している状況だが、いよいよ流れが変わるときが来たといってよさそうだ。
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