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おっさんずラブコンサート、シリーズ混合セトリが大不評! 背景には新編制作への目論見も!?

テレビ朝日公式サイトより

 田中圭主演ドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)シリーズに登場した音楽をオーストラで演奏するコンサート『おっさんずラブコンサート』が2020年1月22・23日に東京国際フォーラムホールAで開催される。その演目が公開されると、一部のおっさんずラブファンから強い反発を受ける結果となった。

「発表された演目によると、コンサートの前半はシーズン1の音楽が演奏され、劇場版の楽曲を挟んで、後半はシーズン2の音楽が披露されます。さらに、その後に、シーズン1の人気曲3曲が演奏されるという構成となっています。これがシーズン1のファンに大不評なんです」(メディア関係者)

 2019年10~12月に放送されたシーズン2『おっさんずラブ -in the sky-』は、シーズン1とはパラレルワールドという設定。主人公である春田創一(田中圭)とヒロインの黒澤武蔵(吉田鋼太郎)という2人のキャラクターは同じ名前とキャストで登場するが、全くの別人という設定なのだ。この設定変更に対する納得できるような説明もなく、まるでシーズン1を蔑ろにしているかのようだということで、多くのシーズン1のファンが、シーズン2を受け入れていないのだ。

「シーズン2があまり好きではないシーズン1のファンにしてみたら、聞きたくもないシーズン2の曲を聞かないと、最後の3曲を楽しめないというコンサートの構成。シーズン1の楽曲を前半だけに固めていれば、途中まで聞いて退席することもできるけど、最後にまたシーズン1の曲をやるとなれば、帰るわけにもいかない。そもそも同じコンサートで全く異なる世界観であるシーズン1とシーズン2の音楽を演奏することについても批判が多いのに、ごちゃまぜにするかのようなセットリストに、シーズン1のファンは怒りを顕にしているようです」(同)

 シーズン2の設定が発表されたときから、ネット上では批判の声も多く、シーズン1のファンが“アンチ”に転ぶケースも少なくなかった。当然、おっさんずラブコンサートの制作スタッフの耳にもそういった声が届いているはずだ。にもかかわらず、どうしてわざわざシーズン1のファンの気持ちを逆なでするかのような演目にしたのだろうか。

「制作陣だって、シーズン2をパラレルワールドにしてしまったことは後悔しているのでは。でも、シーズン2を否定できない事情もあるのでしょう。一節では、すでにシーズン3の制作も決まっているとの噂もあり、そこにつながる物語としてシーズン2は無視することできないのかもしれません。当然、社会現象的ブームとなったシーズン1の人気も利用したいという思惑もあるはず。シーズン3への足がかりとして、シーズン1もシーズン2も必要だということなのではないでしょうか」(週刊誌記者)

 シーズン2の制作は、OL民と呼ばれる多くのファンを裏切ることとなったわけだが、今後もまだ同じ過ちを繰り返してしまうというのだろうか……。

「シーズン3の具体的な話はまだだとしても、3月には劇場版のDVD・ブルーレイが発売されるし、シーズン2のソフト化もあるでしょう。さらには動画配信サービスからの収入にも期待しているはずだし、テレビ朝日が『おっさんずラブ』で金儲けをしたいのは事実。どうにかして、シーズン2をゴリ押ししておきたいのでしょうね」(同)

 シーズン2の放送が終わった後も、シーズン1を愛するOL民たちの苦悩は続きそうだ。

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にっかんさいぞー

最終更新:2020/01/02 18:00
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