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日刊サイゾー トップ > エンタメ > YouTuber  > テレビマンが続々YouTubeへ!?
若手放送作家の「超YouTube学」年末特別号【4】

優秀なテレビマンも続々YouTubeへ!? 若手放送作家がYouTubeを主戦場にするワケ

ナスD、テリー伊藤もYouTubeへ

――一方、テリー伊藤さんや、ナスDこと友寄隆英といった、テレビの作り手側の人がYouTubeに進出するケースもありますね。

白武 ナスDさんは飛び抜けてすごいですよね。すごい再生数です。『クレイジージャーニー』(TBS系)とか『ハイパーハードボイルドグルメ』(テレビ東京系)も、世界中のハードな場所、タフな旅に行けるという能力を持っているディレクターは、YouTubeに向いてますよね。『ハイパーハードボイルドグルメ』の上出さんのYouTube見たいなあ。

長崎 僕がお世話になっている、フジテレビで『人生のパイセンTV』をやっていたマイアミ啓太さんというディレクターがいるんですけど、その番組をYouTubeで復活させようという動きがあります。裏方だけど演者としても魅力的で、映像も作れるクリエイター。そんな優秀なテレビ局のディレクターがドンドンYouTubeに来る流れが出てくる可能性はある。

――なるほど。では最後に、白武さんは「しもふりチューブ」、長崎さんは「フワちゃんTV」を手掛けていますが、今年の自信作というべき動画を知りたいのですが。

白武 7月から毎日投稿して、今年YouTubeを始めた芸人では1番登録者数が多いみたいです。霜降り明星は格好いいので、人気者とコラボをして登録者を伸ばすということはせず、まずは自分たちの力だけでいきたいということで、漫才、トーク、ゲームがメインでした。その中にもお気に入りはいくつもあるんですが、一番反響が大きかったのは、今配信している「オフ旅」ですね。忙しい霜降り明星に休日返上してもらい、1日で30本撮影しました。これも第1回で話したような、「芸能人のオフ」動画ですね。

 初めての外ロケ、そしてオフの姿を見せているので、変化はありますね。やっぱり旅って面白いですよね。『水曜どうでしょう』や『旅猿』も人気がありますし、芸能人や面白い人と一緒に旅行してる感じって、親近感を覚えるんでしょうね。一緒に旅の思い出を共有してるというか。映画の中でも僕はロードムービーが好きで、移動で画が変わるから、それだけで画が持つ。「移動」そのものが面白いんですよね。

長崎 フワちゃんTVだと、「NYで綾部を見つけるまで帰れまてん」かなぁ。企画段階からタイトルだけで笑えるものを意識したけど、これも旅動画です。そもそもニューヨークの街自体がエンタメにあふれていて面白いし、そこまで行ってピース綾部さんを探すっていう(笑)。我らながらアホやったなと思います。SNSで綾部さん出没情報を集めたり、本当に会えると思ってガチで1日中探し回ったんですが、綾部さんは捕まらなかったです。でも、最後の最後でたまたま渡辺直美さんに会えるという、完全に想定外のオチまでついてきた。奇跡に近いんですけど、あれは印象に残ってますね。「綾部さん以上だ!」的なコメントが多かったですね(笑)。

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