Jリーグは期待大、日本代表は森保監督次第……2020年のサッカー界はどうなる!?
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プレーオフは現状のままが合理的
J1リーグだけでなく、J2リーグも盛り上がっている。その盛り上がりに貢献しているのは、やはりプレーオフ制度だろう。上位2チームの自動昇格とは別に、プレーオフは年間順位3~6位で争う。そのため、リーグ終盤まで10チーム近くに昇格の可能性が残される。捨て試合がなくなるのだ。
ただ、このプレーオフの勝者とJ1・16位が一発勝負を行い、引き分けだとJ1チームが勝利という条件には、プレーオフは勝ち上がったものの、J1・16位湘南ベルマーレに引き分けて昇格を逃した徳島ヴォルティスのロドリゲス監督は「J2クラブに不利なシステム」と不満を口にしている。クラブ関係者たちは、その声をどのように感じているのか?
「J2クラブからすれば不公平に感じるのは当然ですが、リーグのレベルを上げるためには、今のシステムを大きく変える必要はないと思います。というのも、今季、素晴らしい内容でJ1を制覇した横浜F・マリノスも昨年は残留争いをしていました。J1で攻撃的なサッカーを根付かせるのは時間がかかるし、リスクもある。そんな中で、『自動降格2チーム+プレーオフ勝者との残留戦1チーム』は、1チーム分が保険となりますよね。ある意味でJ2チームに勝てばいいんだと割り切れる。マリノスだって、3チームが自動降格なら、現在のスタイルを貫けなかったかもしれません。J2クラブには申し訳ないと思いますが、J1のレベルを上げるためには、現在のシステムは合理的だと思います」(同)
現在、Jリーグ事務局は2020シーズンのプレーオフの試合会場・試合方式について調整中としているが、ブレずにリーグのレベルを上げることを優先的に考えてもいいのではないか? 2020年のJリーグは期待大、日本代表は森保監督次第、といったところだろう。
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