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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 男根生い茂る、性なるパワースポット
訪問ライター・清水2000の「韓国珍スポ探訪記」VOL.36

男根生い茂る、性なるパワースポット「チョンジョン彫刻公園」

わーい

 広い駐車場と横に長い売店。その姿は一般的なサービスエリアだが、あちこちに立つ肌色の像が異彩を放つ。それらは明らかに男根の形をしており、そそりたつ棒の中心には表情豊かな顔と手足が。それぞれが付属のおちんちんをむき出しにし、またある像は女性のキャラクターとなっており、秘所をあらわにする。

 ひとつひとつの像は実に表情豊かで、初めて出会うチンコとは思えない気さくさを醸し出す。チープなコンクリ素材とカラーリングもたまらない。

やあ、チンコだよ~
セニョール、セニョリータ!

駐車場に車はほとんどなく閑散としていたが、先ほどのサービスエリアのような陰鬱さは少しもない。雨にも関わらずラテン系の陽気さで満ち溢れているのは、男根像の性なるパワーのおかげか。

駐車場のはじっこには、作品の残骸が気さくに転がっていた
一般の訪問客にとっては、こちらがメインである売店

 さすがに身体も冷えてきたので、雨を避けられる売店の方へ。コーヒーや焼き栗、ハッドグなどを売る普通のスナックコーナーがあり、その普通さが逆にパラレルワールド感を浮き立たせる。

 お土産コーナーでは、ほうきや孫の手などが売られており、さらに奥には「彫刻展示館」という薄暗い部屋が。そちらにも男根木像が所狭しと並んでおり、その物量は外とは比べ物にならないほど。写真撮影不可のためここではお見せできないが、写真撮影したら何かが映ってしまいそうな、性への情熱あふれる圧巻の空間であった。

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