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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 渡辺淳之介氏の“一人勝ち”戦略

クロちゃんは用済みポイ捨て!? WACK渡辺社長、パワハラ男から救世主に転じた“一人勝ち”戦略

渡辺氏は自分の手を汚すことなく、クロちゃんをクビに

 つまり、“スタートダッシュ”としてクロちゃんを利用しつつも、アイドルとして活動するにはクロちゃんは不必要なのだ。

「クロちゃんをできるだけ早いタイミングでクビにしなければならない状況で、用済みだからとポイ捨てしたら、渡辺氏の人間性を疑われたでしょう。その点、視聴者にCDを買わせて判断してもらうというのは、賢い戦略です。渡辺氏は自分の手を汚すことなく、クロちゃんをクビにすることができたワケですから」(同)

 今回の一連の流れの中での最大の勝ち組は渡辺氏ということになる。

「パワハラまがいのプロデュースワークが多い渡辺氏は、いわば悪者だった。でも今回は、それ以上に真っ黒なクロちゃんが悪者となり、渡辺氏はむしろ救世主となった。古くから渡辺氏を見てきた人にしてみれば、本当に驚きですよ。今回の企画は、豆柴の大群の名前を売るということだけでなく、渡辺氏とWACKの株を上げるという結果ももたらしている。渡辺氏の戦略が見事にハマったと言えるでしょう」(同)

 単なる企画モノと見せかけて、綿密な計算と戦略があったとさえ感じてくる豆柴の大群。渡辺氏やWACKの躍進は、これからも続きそうだ。

日刊サイゾー

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にっかんさいぞー

最終更新:2019/12/30 17:30
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