クロちゃんはWACKに“使われた”だけ? 水ダウ「豆柴の大群」につきまとう不安要素
#水曜日のダウンタウン #クロちゃん #モンスターアイドル
藤井健太郎プロデュースによる壮大なプロモーション?
番組終了間際、「豆柴の大群」にカエデが加入するという展開がサプライズ発表された。クロちゃんとのデートという前フリも用意されており、加入に至るまでのカエデの特別待遇感はものすごい。彼女の加入によって顔面偏差値がグッと上がった感があるし、これにて豆柴の大群は完成形、といったところだろうか。
そもそも、メンバーの担当カラーが決められているグループなのに4人しかいないことに違和感があった。5人そろってようやく大群っぽくなったし、最終メンバーが加わって「りスタート」を切るということなのだろう。クロちゃんに優しかったカエデは、キモオタと呼ばれるファンへの対応もきっといいはず。人気が出そうなメンバーである。
逆に言うと、すべてが出来すぎていた。あまりにもスムーズすぎた。滞りのなさすぎる着地点によって、逆に冷めた気持ちになった。藤井健太郎プロデュースの、全6回を費やしたWACKの壮大な宣伝。クロちゃんがプロモーションに使われただけの企画に見えてしまったのだ。島田紳助がプロデュースワークで我が世の春を謳歌した『クイズ!ヘキサゴII』(フジテレビ系)も頭をよぎったほど。番組のプッシュがなくなる2曲目こそ、豆柴の大群にとって本当の勝負になるのだろう。
放送翌日、「僕の子ども達」と題してクロちゃんがブログを更新していた。
「みなさんで気にかけて見守ってあげてくださいね。元プロデューサーの僕も応援していきます」
親心あふれる呼び掛けと同時に、ようやくクロちゃんもプロデュースワークから離脱した。
12月31日放送『CDTVスペシャル! 年越しプレミアライブ2019→2020』に、5人態勢となった新生「豆柴の大群」は出演予定である。
(文=寺西ジャジューカ)
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