瑛太が「永山瑛太」に改名…“下の名前だけ”から“名字付き”に変えた俳優4人それぞれの事情
#俳優 #瑛太
俳優の瑛太が2020年から本名の「永山瑛太」に改名することを発表した。公式サイトでは、〈改名については以前から考えてきました。俳優としてまだまだ未熟者ですが、令和になったという節目の年に本名でやっていきたいという思いに至りました〉と、本名に変更する理由を説明している。
1999年にモデルデビューした瑛太。当時は「EITA」という表記だったが、俳優としての活動をスタートさせた後に「瑛太」と改名した。
「モデルは名字がない芸名をつけるケースが多く、瑛太はそのままの流れで俳優になったパターンですね」(芸能事務所関係者)
瑛太と同じパターンなのが、俳優の伊藤健太郎だ。「kentaro」名義でモデルとして活動し、その後「健太郎」を経て、本名の「伊藤健太郎」となった。また、本名での活動を経て「ARATA」の芸名でブレイクし、その後本名に戻った井浦新も同様だろう。
そのほかにも“名字がない芸名”から、“名字がある名前”に改名する芸能人は少なくない。最近では、「太賀」から改名した「仲野太賀」、「真剣佑」から改名した「新田真剣佑」などが代表的存在だ。
「新田真剣佑のように、事務所を移籍したタイミングで名前を変えるケースも多いです。太賀については、実父である中野英雄との関係を公にしていなかったので、名字がなかったとも言われていましたが、特に隠す必要もないという判断もあって、表記こそ違いますが『仲野』という芸名にしたようです」(同)
このように“下の名前だけの芸名”から“名字付きの名前”になることは、メディアから歓迎されるという。出版関係者はこう話す。
「かつては、文字数が少ない名前は、新聞ラテ欄の番組表に名前が全部入るというメリットがあるとも言われていましたが、今の時代ラテ欄に名前が載ったところであまり影響はない。むしろデメリットのほうが多いかもしれません。
まず、下の名前だけの芸名だと、パっと見て名前なのかどうかがよくわからないこともあるし、文章中に入っていると埋もれてしまう。『瑛太』のような特徴的な名前であればまだいいんですが、たとえば『杏』という名前は本当に分かりづらい。また、『健太郎』のような珍しくない名前だと、同じ名前のタレントもたくさんいて、誰のことを指しているのか、すぐに理解しにくい。メディアからすると、一発で誰を指しているかがわかるよう名前がありがたいので、“名字付きの名前”の方が歓迎されるんです」
そういう意味では、瑛太の改名は大正解だったということだろう。
「“いい年して下の名前だけで呼ばれる”のが、子供っぽくてみっともないという感覚もあるでしょう。キャラクター的にも、永山瑛太の方がしっくりきますよね」(前出・芸能事務所関係者)
今後も、下の名前だけの芸能人が、キャリアを積んだ後に、本名に戻すというケースが出てきそう?
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事