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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > クロちゃん、Pとしての才能あり?
モンスターアイドルレビュー5

水ダウ発のアイドル「豆柴の大群」 “クズ芸人”クロちゃんにプロデューサーとしての才能あり!?

“お気に入り”カエデ不合格の理由に諸説あり

 ついに新グループメンバー発表の瞬間がやってきた。4日間の合宿を経てプロデューサー・クロちゃんが選んだ候補生は、アイカ、ミユキ、ハナエ、そしてナオの4人だった。ということは、最も受かる確率が高いと思われたカエデが脱落! 「クロちゃんのことはなくはない」といつも好意的な態度だったし、ルックスも良い子だと思うのだが……。

「ダンスと歌が、ちょっとみんなよりも後れを取ってた感じがしたので、今回残念ながら不合格ということになりました」(クロちゃん)

 じゃあ、なんで今までカエデを1位合格させ続けてきたのか!? 最後の最後に、突然の真顔でカエデの欠点を指摘し始めるのがえげつない。ただ、カエデ本人もダンスが課題だと自覚しており、この結果には納得しているようだ。

 その後、スタッフからカエデを脱落者にした理由を改めて質問されたクロちゃんは、真意を告白した。

「ダンスとか歌に関してみんなについていけてない部分があったんですけど、実は……カエデを本当に好きになっちゃったから落としました。アイドルに手を出すのはご法度だと思ってるから、本当に泣く泣くですよ。きちんとデートして告白して彼女にするつもりです」(クロちゃん)

「クロちゃんに媚びないナオが落ちるのでは?」という大方の予想を飛び越え「自分の彼女にするためカエデをアイドルにさせない」というクズ理論を展開し、皆の度肝を抜いたクロちゃん。「アイドルになりたい」というカエデの夢は、プロデューサーにガチ恋されたがゆえに潰されたのだ。クロちゃんがナオからカエデに推し変したために起こった悲劇!

 実は、諸説ある。カエデが落ちた理由は「歌とダンスがほかの子より劣っていた」が真実で、「カエデを好きになったから」はあくまでクロちゃんの建前。そんな仮説がSNSの一部で流布されている。

 カエデがダンスを苦手にしていることは、彼女の動きをチラッと見ただけで容易にわかった。WACK からのデビューとなると、歌とダンスができないと厳しい。一方のナオのダンスを見たら、なにげにキレがいいのだ。それら全部をひっくるめ、クロちゃんのクズキャラに落としどころを求めたということ。真偽不明の説だが、エピソードとしては非常に美しい。

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