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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > 真空ジェシカ、尖り芸人じゃない?

”トガり芸人”真空ジェシカ ラフターナイト優勝で「胸張ってスベるようになった」!?

トガりイメージがついたきっかけはNHKラジオ

ツッコミのガクカワマタ

――『ラフターナイト』って、お笑い民度の高い番組だと思うんです。芸人さんからすると、チャンピオン大会はどういう位置付けなんですか?

川北 芸人間では、「すごい」となっています。これまでのチャンピオン大会も、メイプル(超合金)さん、カミナリさんと売れている人が出ていますしね。ただいかんせん、歴代の優勝者が渋すぎるんで……。特に空気階段の2連覇(2016、17年)がヤバすぎる。

ガク 本来ないですよ。

川北 そこで優勝して、「俺ら大丈夫か?」とは思います。

――来年はどうします?

川北 オファーがあれば出ます。もうグランドチャンピオンなんで、若手のチャンスを摘むわけにはいかない。

ガク もうステージ上がったつもりでいるんだ……。

――チャンピオン大会を獲りましたが、最近調子よくなってる意識あります?

ガク いやー、ないですよ。ライブではちゃんとスベってるので。

川北 『ラフターナイト』優勝後の事務所ライブでも、文化祭の営業でも。チャンピオンになったから、好きなことやっていいんだと思って、よくないスベり方をします(笑)。胸張って大きく、はっきりスベるようになりました。

――はっきりスベるほうがいい?

川北 そうですね。気持ちいい。

ガク よくないよくない。

川北 今までは小さい声で、テンポ悪くスベってたのが、今はハキハキとテンポよくスベっているんで。

――真空ジェシカさんは、トガっているイメージがあるんですけど。

川北 よく言われますね。NHKのラジオで、そのイメージがついたような……。

ガク 深夜生放送のネタ番組に出て、ツカミで「僕たち、こう見えて受信料払ってないんです」(笑)。それがむちゃくちゃスベって、というかドン引きで。

川北 生まれて初めて“引き待ち”をしました。

ガク 笑い待ちは何度かあるんですけどね。あの時は引く音が聞こえましたから。

川北 その後にボケても、収録現場が「反省してない」「まず謝れよ」みたいな空気になって(笑)。後日、事務所が謝りにいったら、NHKサイドは「最初引いたことでウケづらくなって、もったいなかったですね」って。

ガク めちゃくちゃ優しかったんです。

川北 そういうのもあって、トガっていると言われるんじゃないですか。

ガク でも、トガってるという理由でオーディションに呼ばれるんですけど、「君、どんなエピソードあるの?」と聞かれても、トガってるはずの本人から言えないじゃないですか。それで困ることが多いんです。

――ガクさんはトガり担当ではない?

ガク 僕は違いますね。

川北 僕も別に担当はしてないです(笑)。

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