からし蓮根がたどり着いた熊本弁漫才「背伸びするのをやめて、素の感じでできるようになろうと」
#お笑い #インタビュー #M-1 #からし蓮根
オール巨人からの教え
――青空さんが「出待ちに冷たい」というウワサを聞きましたが、それについてはいかがですか?
青空 そうですね。よく言われます(笑)。うれしいのは、うれしいんですよ!「キャー!」ってしてくれるのも。でも「この人たちも、いつかいなくなるもんや ……」と思って接しないと、たぶんやっていけないかなと。
――伊織さんは……?
伊織 僕は全然。どんどん来てくれ! っていう。全力でお相手します(笑)。
――本当に真逆ですね(笑)。伊織さんは現在、オール巨人師匠のところでアルバイトをしてらっしゃるんですよね。
伊織 たまたま師匠のスナックがあるエリアに僕が住んでて、「バイト来いよ」って誘われて、それからです。サイズが合うっていうのもあって、衣装のお下がり頂いたり、よくしてもらってます。
――ネタについて、アドバイスもらったりとかは?
伊織 ネタは……個人的に見てもらったりとかはしてないですね。アドバイスも「やめるな」って言われたぐらい。
――究極ですね。
伊織 最初の頃に「やめたらあかん」って。「続けといたらいつかチャンス来るから、やめずにおれ」と。全然「やめたい」とか言ってないんですけど(笑)。なんか基本、根っこの部分で、そこが大事やでってことだと思います。
――最初から、何かを見抜いてらっしゃったのかもしれないですね。
伊織 テレビでネタにできるエピソードが増えたり、先輩や師匠に「あ、お前スナックでバイトしてたな」って声かけてもらったり。ありがたいです!
青空 伊織が広げてくれた人脈に僕が入れてもらうという、そういう感じです。僕は、なんもしてないです……。
――なんもしないってことは……。
青空 いや、でもそうですね。僕は漫才考えるだけですね。
――かっこいい……。
青空 あぁ、まぁそうですね(照)。
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