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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > からし蓮根がたどり着いた熊本弁漫才
『M-1』決勝直前インタビュー

からし蓮根がたどり着いた熊本弁漫才「背伸びするのをやめて、素の感じでできるようになろうと」

内向的な青空と、フレンドリーな伊織

現在の拠点は大阪だが、『M-1』決勝進出が決まって、東京に来る機会も増えたという。

――お2人は高校時代の同級生ですよね?

2人 そうです。

――青空さんは「高校生活があまり楽しくなかった」と、以前インタビューでおっしゃっていましたが。

青空 そうそうそう。入学して、僕ホームシックになったんです。高校は市内にあって、でも僕は田舎の中学校から入ってきて、ほんと友達も誰もいなかった。すぐに辞めようと思ってました。

――青空さんは内向的なタイプ……?

青空 めっちゃそうですね。

――そのインタビューによると、青空さんが辞めようと思ってるからなんとかしてくれと、先生が伊織さんに頼んだと。

伊織 そうですね。でも何もしてないです。ただしゃべっただけです。

――お互い気が合うなと思いましたか?

青空 気が合う……? うーん、そうですね、僕は小さい頃からお笑いがめっちゃ好きやって、中学の時に『M-1』でサンドウィッチマンさんやキングコングさんを見て、格好いいなと思って。一緒にお笑いやる人おったらなって探してたら、伊織がね、そんなんやらされてたんで、周りの友達に。

――一発ギャグ的なものを?

青空 それ見てたので、ちょっと誘いやすかったというか。

――内向的なタイプとおっしゃいましたが、人前に出てネタをやることに戸惑いはなかったですか?

青空 まぁそうですね。でも、テレビで見たギャグとかをぱっと覚えてて、親戚の集まりとかでちょっとふざけてやるみたいなのの、その快感はあったんですよ。この感覚すごいなぁって。

――勝手なイメージなんですけど、やっぱり熊本の、九州の男の人は無口で、どんと構えてという……

2人 そうです。基本はそうです。

青空 もちろん漫才はやりますけど、ほかのところでは本当にその通りですね。

――もともとは同級生だった友達が、一緒に仕事する仲間になって。関係性に変化はありますか?

2人 関係性……?

伊織 逆に高1の時しかクラス一緒じゃなかったんで、それも相まって、ちょうどいい関係性、ちょうどいい距離感でやってますね。

青空 そうじゃないと、やっていけないですよ。仲悪かったらやっていけない。良すぎても……ですけど(笑)。

――楽屋では、どんな感じなんですか?

青空 仲良い、しゃべりやすい人とはしゃべりますけど、新しく誰かに話しかけて……みたいなのは自分からはしないですね。話しかけてもらって、やっとです。

――伊織さんは?

伊織 僕は逆にいろんな人と仲良くなりたいんで、いろんな人としゃべってます。幅を広げていく感じです。

――同世代で、仲のいい芸人さんはいらっしゃいますか?

青空 先輩だと吉田たちさん。同期は、紅しょうがの熊元プロレスというマイナーな芸人がいるんですけど、そいつと仲いいです。

――吉田たちさんも準々決勝に進出していました。

青空 正直言うと、もう戦いたくないんですよ、本当に。(吉田さんたち)おったら、たぶん勝てない。だからよかったといえばよかったのかもしれないけど、悔しい気持ちもある。メチャクチャ面白いのに、なんであそこで落とされるんだ……って。でも、これが勝負の世界なんですね。

伊織 僕も、吉田たちさんは仲いいですね。同期だったら、レインボーの実方(孝生/現・ジャンボたかお)とか。あとはEXITの兼近(大樹)とか、四千頭身の都築(拓紀)とか、たくろうのきむらバンドとか。そんな感じです。

――今をときめく方々が!

伊織 今どきの人と。なんか広く(笑)。

――伊織さんとジャンボさんが一緒に歩いてるところ、ちょっと面白そう(笑)。

伊織 いつも東京来たら連絡するし、向こうが大阪来たら一緒に遊んでますね。

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