レコ大、ジャニー前社長に贈られる「特別音楽文化賞」と近藤真彦のステージに注目集まる
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今月30日にTBS系で放送される年末恒例の音楽界最大の賞レース『輝く!日本レコード大賞』をめぐって、周辺が慌ただしくなっている。
今年は、米津玄師がプロデュースする音楽ユニット・Foorinの『パプリカ』や乃木坂46の『Sing Out!』、欅坂46の『黒い羊』、日向坂46の『ドレミソラシド』、氷川きよしの『大丈夫』などが優秀作品賞に選出されており、「レコード大賞」を競うことになる。
そうした中、大賞の行方以上に業界内で注目を集めているのが、今年7月に亡くなったジャニーズ事務所のジャニー喜多川前社長に贈られる「特別音楽文化賞」に関する演出だという。
「ジャニーズ事務所といえば、かつては1987年に近藤真彦さんが『愚か者』で、88年に光GENJIが『パラダイス銀河』で大賞を受賞するなど、レコ大にも参加していましたが、90年に忍者が、美空ひばりの名曲『お祭りマンボ』をカバーをした際、同曲の扱いが希望していた演歌・歌謡曲部門ではなく、ポップス・ロック部門に振り分けられたことに激怒。それ以来、自社アーティストやその楽曲が賞の対象になっても“辞退”を繰り返し、距離を置いてきました。そうした歴史があるだけに、特別音楽文化賞の話を聞いた時は正直驚きましたね」(大手レコード会社スタッフ)
実際、こうした経緯から多くの業界関係者はジャニー喜多川前社長の偉大なる功績を鑑みても、音楽界に大きな貢献をした故人に贈られる既存の賞の特別功労賞が贈られるものだろうと考えていたようだ。
そこで気になるのが、受賞時の演出だ。当日は事務所を代表して近藤真彦が同賞を受賞することがすでに発表されているが……。
「ステージに登場した近藤が、かつての大賞受賞曲である『愚か者』を歌唱するのではないかと噂になっているんです。近藤といえば、87年のレコ大直前に、前年亡くなった母親の遺骨盗難事件が起き、『レコード大賞を辞退しろ。辞退しないとどうなるか、横浜の墓の下をよく見てみろ』という脅迫電話や脅迫文が届く中、『きっとお母さんなら辞退するなと言うと思う』と、事件を公にせずステージに立ち、同曲で大賞を受賞してステージで号泣した一件は今も語り草になっています。それに、ジャニーズ事務所がレコ大と距離を置いていたにもかかわらず、10年には『心 ざんばら』で最優秀歌唱賞も受賞している。そんな因縁浅からぬレコ大に久々に姿を現すわけですから、今は亡き天国の恩人に捧げるサプライズの演出があったとしても不思議ではないでしょう」(スポーツ紙記者)
マッチがどのようにステージ上で振る舞うのか、ジャニー喜多川氏も天国から見守っているに違いない。
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