iPS細胞・山中教授を恫喝した首相補佐官とバツイチ女性官僚の人目を憚らない公私混同ぶり
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
フライデーが、演歌の大御所・細川たかし(69)が、千葉県君津市の市会議員・加藤喜代美(46)と、どこへ行くにも一緒だと報じている。
細川は昨年奥さんを失くしたそうだから、女の一人や二人いてもいいじゃないかと思うが、加藤には亭主がいるという(加藤はフライデーに文書で「私は既婚者ではありません」といっているが)。名古屋、那覇、秋田。細川の行くところ常に加藤がいるそうだが、「公務」の方はどうなっているのかと、フライデーは要らぬ心配をしている。いいじゃないの~幸せならば。
文春は、豊洲のタワマンで、連れ子の3歳の男の子のお腹を殴って死亡させた母親の交際相手・渡邉雄二容疑者について報じている。渡邉は帝京大理工学部で宇宙工学を学び、IHIに就職。エンジニア職に就き、社内でも屈指のエリートだったという。
男児の母親も、育児漫画のカリスマといわれているそうだ。そんな2人がなぜ? その疑問には答えてくれてはいない。
さて、俳優の梅宮辰夫が亡くなった。享年81。これで映画『仁義なき戦い』の主要俳優たちのほとんどがいなくなってしまったな。
ところで臨時国会の最中に、東京地検特捜部が秋元司衆議院議員(48)の元秘書2人の家宅捜索に入った。その会社は、元秘書が2011年に設立したもので、芸能ビジネスなどを手掛ける会社だという。一時は秋元自身も顧問を務めていた。
秋元には前々から、付き合っている「怪人脈」が噂になっていた。昨年の大晦日には、ボクシング元王者・メイウエザーが参戦した格闘技イベントに、プレゼンターとして登場したが、招聘に関わったグループには反社勢力が含まれていた。
4月に文春は、秋元が東レの社長にヤミ金の借金1億2000万円を取り立てたと報じている。パチンコ業界やカジノ業界とも近いといわれているそうだ。
特捜部の狙いは、文春によれば、安倍政権の肝いりの「企業主導型保育事業」を巡る詐欺事件への、秋元の関与だそうだ。
特捜部の平検事たちは、年末の予定をすべてキャンセルして臨戦態勢を取っているという。来年1月に交代すると見られている森本宏特捜部長の威信がかかっているというのだが、注目である。
新潮のグラビアが必見。議員会館地下の売店では、首相の饅頭が売られている。ここ何年も「晋ちゃんまんじゅう」がお土産の人気だったようだが、異変が起きていた。
「新しい時代の晋ちゃんまんじゅう」は、内閣改造のときの大臣がズラッと並んでいる。
小泉進次郎らしき人物の「ありがとう平成!!」という吹き出しがある。だが、この中にはスキャンダルで大臣を辞めた菅原一秀や河合克之もいるからだろうか、それとも、「桜を見る会」疑惑もあり、安倍政権の終わりが近付いたことで不人気なのだろうか、定価700円が500円に値下げされ、「賞味期限が近いため大特価です」と書かれているのである。安倍首相は知っているのだろうか。
新潮は、2015年9月に起きた熊谷6人殺害事件の犯人、ペルー国籍のジョナタン被告(34)に対して、一審の裁判員裁判で死刑判決が出たのに、東京高裁は12月5日、それを覆し無期懲役判決を出したことに異を唱えている。
東京高裁は、被告は事件当時、統合失調症に罹っていて心神耗弱状態だったことを理由に挙げているが、被告に妻と2人の娘を殺された遺族は、被告は妻と娘たちの遺体をクローゼットに押し込んで、床に着いた血痕も拭き取っていたし、捜索に訪れた警察官に気付くと内鍵を閉めるなどしているから、心神耗弱状態などではなかった、こんな判決を出した裁判長を怒鳴りつけてやりたいと語っている。
なぜこのような判決が出るのか。よくいわれることだが、1983年に最高裁が示した「永山基準」というものがあり、「よほど残虐性が高い」と判断されなければ死刑は回避されてしまう。
今回も、それが適用され、無期に減刑になったのだという。裁判員裁判が始まってから、一審で出した判決が、二審でひっくり返ることがよくある。そのためもあってか、裁判員候補の辞退者が7割近くにも上るという。
せっかく、辛い思いをしながら自分たちが出した判決が、二審でひっくり返されるのでは、苦労してやる意味がないと思うのであろう。せっかく、一般人の感覚を裁判に取り入れることで始まったのに、古めかしい永山基準を後生大事にする裁判官が「専門家の考え」で押し切るのなら、この制度は意味がないのではないか。今一度、この制度を見直す必要があると、私も考える。
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