「工藤公康の息子」の肩書はもはや不要⁉ 工藤阿須加の仕事はなぜ途切れないのか
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俳優の工藤阿須加が主演を務めるドラマ『連続殺人鬼カエル男』が、2020年1月9日深夜よりカンテレで放送されることがわかった。
本作は宝島社「『このミステリーがすごい!』大賞」の関連作品をドラマ化する「このミス」大賞ドラマシリーズの第4弾。名脇役のポジションを確立していた工藤の主演作とあって注目が集まっている。
工藤といえば、ドラマや映画など、俳優として「仕事が途切れない男」として業界では有名だという。
「今年は4月スタートのNHK朝の連続テレビ小説『なつぞら』に出演。現在、出演中のドラマ『ニッポンノワール-刑事Yの反乱-』(日本テレビ系)では朝ドラで見せたさわやかなイメージとは打って変わって、異常なまでのハイテンションぶりを見せる怪演が光っています」(ドラマ関係者)
来年には木村拓哉主演のスペシャルドラマ『教場』(フジテレビ系)にも顔を並べる。
「主役を張るというほどの俳優ではないですが、脇役を誰にしようかという話になったときには、ちょくちょく『どうかな』と名前が挙がるのが阿須加さんさんですね」(制作会社関係者)
工藤の父親は元プロ野球選手で現在、福岡ソフトバンクホークスの工藤公康監督。有名人2世タレントではあるのだが、ありがちな悪いウワサは聞かれない。
「妹の工藤遥加さんは女子プロゴルファーですが、お父さんが阿須加さんと遥加さんを厳しく育てたのは有名な話。そのおかげでしょうか、阿須加さんには2世タレントにありがちな、勘違いとか、空気が読めないといった感じは一切ない。むしろ周りがよく見えているタイプ。役者としては何が求められているのか、即座に感じ取れるタイプでしょうね」(前出・製作会社関係者)
だからこそ、「キャスティングで名前が挙がってくる」というのだ。
『連続殺人鬼カエル男』は深夜枠ではあるが、20年は阿須加にとって飛躍の年となるかもしれない。
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