リストラの前兆か!? 吉本興業、芸人の交通費カットで「芸人ファーストはどこへ」の声
#吉本興業 #お笑い芸人
今年は、所属芸人が反社会的勢力のパーティーに参加していたことが発覚し、それをきっかけに内部改革が進められた吉本興業。「芸人ファースト」の会社へと生まれ変わったと言われているが、実際にはそうでもなさそうだ。
「売れていない芸人に対する諸経費を削減する動きがあるんです。たとえば、交通費なんかも最小限しか出ない。タクシー代は経費として落とせなくなっているようで、『芸人ファースト』は何だったんだ、という不満の声が噴出しています」(お笑い事務所関係者)
多くの芸能事務所では現場までマネージャーが帯同するのが普通だが、吉本の場合はマネージャーがつかないことも珍しくない。交通費はタレントが立て替えておいて、後から経費として請求するパターンだという。
「電車賃であれば経費として落としてもらえるが、タクシー代はNGなのだとか。電車が走っていない時間でも、基本的にはタクシーは使用するなという形になっているようで、お金がない若手芸人たちは困り果てている」(同)
交通費をケチり始めた吉本興業だが、その背景には“芸人のリストラ”という思惑があるとの指摘も。
「社内改革で大きな問題になったのが、芸人の数が多すぎること。会社側がすべての芸人の行動を把握できていないから、思わぬ不祥事が出てくるんです。そこで、吉本側としては、上手いこと芸人たちをリストラしたいと考えているようで、そのための施策が“経費削減”なのでは」(芸能事務所関係者)
ちなみに売れっ子芸人については、特に経費削減もないようだ。
「売れている芸人は自分で車を運転して移動しているケースが多いので、そもそもそんなに経費が問題になることはない。一方で、売れていない芸人は細かい経費で揉めることも多く、事務所にとってはその対応も負担になっているわけです。そういった売れていない芸人を廃業に追い込むために、ちまちま経費を削っているということです」(同)
芸人ファーストのはずが、まさかの芸人リストラが始まりそうな吉本興業。社内改革とは何だったのか?
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