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好きな女子アナランキング、田中みな実と加藤綾子が勢いの差で明暗くっきり

田中みな実写真集公式(@minamitanaka_official)より

 オリコンスタイルが6日、年末恒例の「第16回好きな女性アナウンサーランキング」を発表。昨年2位だった弘中綾香(テレビ朝日)が首位に浮上し、同局の女子アナとしては初のトップに輝く快挙を成し遂げた。

 そんな中、クッキリ明暗を分けたのは、2位の田中みな実(昨年10位)と、10位の加藤綾子(同3位)のフリーの大物二人だった。

 3位以下の順位は、3位=有働由美子(フリー、同1位)、4位=大下容子(テレ朝、同7位)、5位=大江麻理子(テレビ東京、同6位)、6位=三田友梨佳(フジテレビ、同圏外)、7位=徳島えりか(日本テレビ、同5位)、8位=川田裕美(フリー、同4位)、9位=滝菜月(日テレ、同圏外)。

 水卜麻美(日テレ)は2017年に5連覇を達成し、殿堂入りしたため、ランキング対象外となっている。

 首位の弘中は5年間、『ミュージックステーション』のアシスタントを務めたが、17年10月から研究助手として出演している『激レアさんを連れてきた。』で持ち味を発揮。その愛くるしいルックスとは不釣り合いな毒舌で注目を集めて、昨年初めてのトップ10入りで、いきなり2位にランクイン。

 同番組は、4月より深夜から土曜のプライム帯に昇格したこともあり、人気がさらに上昇したようだ。場合によっては、人気が旬の今だからこそ、フリー転向に拍車がかかるかもしれない。

 2位の田中は“ぶりっ子キャラ”が災いしてアンチが多く、これまで同ランキングで上位に食い込むことはなかった。しかし、今年はテレビドラマ『絶対正義』『モトカレマニア』(ともにフジ系)などに出演し、女優業に進出したところ、これが意外にも好評。13日には1st写真集『Sincerely yours…』(宝島社)を発売するが、露出もギリギリまでがんばったようで予約殺到。初版12万部が刷られることになり、こちらも話題を振りまいている。総じて、女性人気がアップしたとみられ、大きなランクアップにつながったようだ。ただ、評価を上げた要因は、“アナウンサー”の仕事とは別の部分であり、同ランキングの上位に顔を出すのは不自然な感があるのも確かだ。

 かたや、加藤は同ランキングでは上位の常連だったが、10位まで一気に順位を下げてしまった。その美貌と番組仕切り能力の高さで、男性から絶対的な支持を受け、4月からは夕方の報道番組『Live News it!』(フジテレビ系)のMCに就任。これまでバラエティや情報番組で実績を積んできた加藤だが、初の報道番組に悪戦苦闘し、視聴率も伸び悩んでいる。

 同番組の放送は午後4時50分~7時と、加藤のメインファン層であろうサラリーマンが帰宅していない可能性が高い時間帯だ。帯のレギュラーをもっていることでほかの番組への出演が減り、その結果、人気が劇的に落ちてしまったようだ。同じフリーである田中に逆転され、さぞかし悔しい思いをしているだろう。

 そのほかの順位では、昨年首位だった有働は3位に降下。依然高い人気は誇っているが、『news zero』(日本テレビ系)のMCを務めるようになり、報道向きではないことが明らかになっただけに、いずれ彼女に合った番組への転出も一考すべきだろう。

 初ランクインで6位に入った三田は、椿原慶子の産休に伴い、4月から深夜の報道番組『FNN Live News α』、日曜日の『Mr.サンデー』を担当。加藤と同様に、情報番組から報道への転出となったが、新たなフィールドで懸命にがんばる姿が好感度を上げたようで、加藤より上位に食い込んだ。

 9位に入った滝は、少々意外な感があるが、17年10月から担当している『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)での好感度がジワジワ上昇。水卜の後任というプレッシャーもあっただろうが、ここにきてようやく努力が報われた格好だ。

 “落選組”では、昨年8位だった井上あさひ(NHK)、9位だった宇垣美里(当時TBS)がトップ10から消えた。井上は4月から担当番組がゴールデン帯の『NHKニュース7』から、深夜の『ニュースきょう一日』に変わったことが原因と思われ、3月いっぱいでフリーに転向した宇垣は、CM出演こそあれ、テレビ番組への出演が極端に少ないことが要因と推測されるだけに、決して本来の人気が落ちたとはいえないだろう。

 まさしく悲喜こもごもの結果となった、今年の「好きな女子アナランキング」。来年はどんなメンツが、どんな順位で並ぶか注目だ。

最終更新:2019/12/13 14:33
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