欧陽菲菲の”美人すぎる姪”が中国で話題沸騰中も、ネトウヨのターゲットに!
#中国 #台湾
「ラヴ・イズ・オーヴァー」や「雨の御堂筋」などのヒット曲で知られる台湾出身歌手の欧陽菲菲(オーヤン・フィーフィー)。彼女の姪で、台湾のトップチェリストとして活躍するNana(ナナ/欧陽娜娜)が、持ち前の美貌で中国大陸でも人気を集めている。
ニュースサイト「香港01」(11月24日付)によると、同19日から中国福建省で行われていた中国版アカデミー賞「金鶏奨」の授賞式にNanaがゲストとして登場。ワインレッドのオフショルダードレスに身を包み、人気女優のクアン・シャオトンらと共にレッドカーペットを颯爽と歩く姿がメディアや観客の注目を集めたという。ネット上では「美人すぎる! 女優のディルラバ・ディルムラットやヤン・ミーを超える美しさだ」「音楽家としてだけでなく、ドラマや映画にもどんどん出て活躍してほしい」などとその美しさ褒めたたえるコメントが多数寄せられた。
しかし、一部ネットユーザーからは、「写真と本物では大違いだ。フォトショップの技術のおかげだね」「クアン・シャオトンと並ぶと、ただの凡人」といった心ないコメントが浴びせられている。
実は今年3月、国民党のスポークスマンで台北市の市議会議員を務めていたNanaの父親が以前、反中発言をしていたとして突如中国のネット活動家から非難され、娘のNanaも「台湾独立支持派ではないか」と疑われたことがあったのだ。これを受け、彼女の出演シーンをカットするテレビ局などもあり、中国での活動に少なからぬ影響を及ぼした。
Nanaは中国版ツイッター「微博」で「私は中国人としての誇りを持っています」と発言し、事態の収拾を図ったが、このところ中国で活躍する台湾の芸能人をめぐっては、過去の発言などから「台湾独立支持派」として中国のネット民から非難され、Nanaのように立場表明を余儀なくされるケースが相次いでいる。
美貌と世界レベルのチェロの腕前という才色兼備の持ち主であるため、良くも悪くも注目が集まってしまうNana。その才能が潰されるようなことにだけはなってほしくないものだが……。
(文=廣瀬大介)
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