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日刊サイゾー トップ > エンタメ > お笑い  > ジャルジャルYouTube本気度

ジャルジャル、YouTubeで年収数千万円? テレビ減っても週2日を動画制作に確保の本気度

吉本興業公式サイトより

 キングコング梶原雄太が「カジサック」として成功したことが影響しているのか、YouTubeでの活動に積極的な芸人が増加中だ。

 たとえば、霜降り明星は公式チャンネル「しもふりチューブ」でほぼ毎日10分前後のオリジナル動画を公開。チョコレートプラネットは1週間に2本程度のペースでネタ動画やウェブラジオ、オリジナル動画などをアップしている。

「芸人がアップする動画のなかでは、とにかくネタ動画の再生回数が多い。一方で、チャレンジ企画のような“YouTuberっぽい動画”はそこまで人気がない。カジサックのように本気でYouTuberをやろうとしている場合は別ですが、テレビや劇場をメインとしている芸人に求められているのは、片手間で作ったYouTuberっぽい動画ではなく、まさに本職の“ネタ”なのだと思います」(メディア関係者)

 YouTuberっぽい動画をアップして苦戦しているのが、パンサーの尾形貴弘だ。この11月に、仲が良い芸人を集めて“尾形軍団”としてYouTubeの公式チャンネルを開設した。

「コントなどのネタではなく、“尾形軍団メンバーで大量のカレーを作る”といった、かなりゆるめの動画をアップしています。芸人としてのメリットをあまり活かせていないし、YouTuberとしてもまったく売れていないので、これじゃあ再生回数も全然増えないのももっともです」(同)

 そんななか、YouTubeに毎日ネタ動画をアップしているのがジャルジャルだ。2014年の開設からすでに1000本以上の動画を公開し、累計再生回数は2億5000万回を超えている。

「ジャルジャルが成功しているのは、YouTuber的な切り口ではなく、あくまでネタに特化しているからでしょう。ユーザーが芸人に求めるものをちゃんと形にして提供しているということです」(お笑い事務所関係者)

 動画の再生回数には多少のバラつきがあるが、数十万回を超える人気動画もコンスタントに作り出している。

「ジャルジャルはかなり本気でYouTubeに取り組んでいるようです。ネタ作りや収録にも時間をかけていて、現在では1週間のうち2日間をYouTubeの動画収録のために確保して、スケジュールを調整しているそうです」(同)

 これだけ力を入れているのだから、収益化も順調だという。

「YouTubeが軌道に乗ったことで、2人の収入は激増したとのこと。年収で数千万円クラスになっているとか」(同)

 テレビで見る頻度は少なくなったジャルジャルは、YouTubeの世界で起死回生を果たしていたということだ。

「ジャルジャルの成功にならって、YouTubeにチャンスを求める芸人が多いのは事実。でも、再生回数を稼ぐために本気で取り組まないと結果はついてこない。カジサックやオリラジ中田、そしてジャルジャルだって、動画にちゃんと時間をかけているから成功したわけで、決して簡単なことではないと思います」(同)

 片手間で結果が出るほど甘くはないYouTubeの世界。そういう意味では、スケジュールがパンパンな売れっ子芸人が片手間で取り組むよりも、時間がたっぷりある売れていない芸人のほうがYouTube向きなのかもしれない。

日刊サイゾー

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にっかんさいぞー

最終更新:2019/12/04 15:37
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