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日刊サイゾー トップ > 社会 > 政治・経済  > 野党デマ記事を量産するサイト乱立
劣勢の安倍政権を後方支援!?

「桜を見る会」問題、野党批判のデマ記事を量産する正体不明のニュースサイトが乱立中!

ほんこん、高須院長のツイートを利用?

【「桜を見る会」反社出席】ほんこんさん「民主党政権時、反社が官邸に出入りしてた事なかった?あと2人の女性野党議員が静かなのは何故?」

 内容は、吉本芸人のほんこんのTwitterの投稿とそれに対する世間の反応を紹介するというもので、「2人の女性野党議員」の名前こそ明かしていないが、その「2人」が、過去に二重国籍問題でバッシングを受けた蓮舫議員や警察当局の捜査対象となったセメント業者との関係が週刊誌に取り上げられた辻元清美議員であることをほのめかしている。

 ほかにも、ネット右翼的発言が目立つ美容整形外科医・高須克弥院長による野党批判のTwitter投稿を取り上げるなど、「野党叩き」の論調がとにかく目立つのだ。

「配信する記事には、不確かな情報や明らかなデマも含まれている。記事の中で批判のターゲットとしている議員の名前を明かさないのは、訴訟リスクを考えてのことでしょう。野党のネガティブな情報ばかりが流されているのには、なんらかの意図を感じます。自民党はSEO対策を請け負う業者と契約するなど、インターネット対策に以前から力を入れていると聞きます。出所不明の怪しいサイトの暗躍に、官邸や与党側にくみする勢力の関与があってもおかしくはありません」(前出記者)

 ネットの世界には、有象無象が跋扈しているということを肝に銘じておいたほうがよさそうだ。

(文=伊芸有象)

 

最終更新:2019/11/29 18:00
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