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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > おっさんずラブ、沖縄方言で批判

『おっさんずラブ』沖縄の方言を雑にイジって大ひんしゅく! タイアップ先の宣伝だった疑惑も

テレビ朝日公式サイトより

 待望の続編制作となったものの、シーズン1からの設定変更によって、従来のファンからブーイングを食らう結果となっているテレビ朝日系ドラマ『おっさんずラブ -in the sky-』。今度は、吉田鋼太郎演じるパイロット・黒澤武蔵による沖縄県の方言が物議を醸している。

 黒澤の沖縄方言が登場したのは11月16日放送の第3話。黒澤が勤務する航空会社・天空ピーチエアラインが東京-石垣便を新設することとなり、その影響もあってか、黒澤が沖縄の方言を使い出すという流れだった。沖縄県出身の芸能記者はこう話す。

「コメディー的展開としては特に問題はないんですが、沖縄の方言がまったくリアルではないんです。ただ単に語尾に『サー』とつけるだけで、これは沖縄県民が一番嫌悪感を抱くもの。そして、春田(田中圭)との会話途中でいきなりカチャーシー(沖縄の踊り)を踊るのだけど、それも実際のものとは全然違うし、とにかく雑すぎる。まるで沖縄県民を馬鹿にしているように見えて、本当に不快でした」

 23日放送の第4話では、卓球をするシーンで黒澤が「サー」を連発している。

「福原愛選手の『サー』という掛け声を引用したいということもあって、沖縄方言の『サー』が登場したのでしょう。そういった仕掛けを入れたいのはわかるけど、結果として沖縄県民に不快な思いをさせるのはどうかと思います」(同)

 ちなみに、今回の『in the sky』とタイアップしているLCCのピーチは、今年12月から東京(成田)ー石垣の新路線の運行が始まる。

「実際に就航する新路線がそのままドラマに登場するというのは“宣伝臭い”と疑われる余地あり。ピーチが新路線を始めることを大前提とした脚本のように見えてしまいます。ピーチの東京石垣便はフライトの本数も少ないし、わざわざ大々的に宣伝してアピールするほどでもないが、それでも誤解を生むような脚本になっているのは事実。本当なら宣伝っぽくならないように、配慮すべきなんですけどね」(テレビ業界関係者)

 シーズン1からの大幅な設定変更は、ピーチとのタイアップを成立させるためだったのではないかとも囁かれている『おっさんずラブ -in the sky-』。そのタイアップの結果、沖縄方言を雑に扱うこととなったのであれば、金満主義的ドラマであると批判されても仕方ないだろう。

最終更新:2019/11/26 16:49
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