卓球・水谷隼を晒し者にした “女性週刊誌”は恐喝グループの片棒を担いだのか!?
#卓球 #水谷隼
これでようやくプレーに集中できるようになるだろうか。
警視庁池袋署は20日までに卓球界のエース・水谷隼から金銭を脅し取ろうとしたとして、恐喝未遂の疑いで、駒澤大学3年の沢野祐輝容疑者、同鈴木瞬容疑者、アルバイトの女の3人を逮捕した。
「水谷と女がホテルでキスしたとして、『お子さんも家族もいて有名人なので週刊誌に載ると思います。お金を支払ってほしい』などとLINEでメッセージを送信し金銭を脅し取ろうとした疑いです。水谷サイドの説明によるとそれ以外にも電話で、数百万円を要求されたこともあったといいます。女は5月ごろ、当時働いていたラウンジで水谷と知り合い、7月に女と交際していた沢野容疑者がLINEの履歴から2人がやりとりしているのを知り、鈴木容疑者と金を脅し取ろうと計画。鈴木容疑者が週刊誌の知り合いを沢野容疑者に紹介したようです」(スポーツ紙記者)
その週刊誌というのが、某女性週刊誌だったと思われる。同誌は9月下旬の発売号で『卓球王子水谷隼選手の“禁じられた恋”の話』として女の告白を掲載。それによると、水谷が女を気に入ったことで2人は電話をすれば1時間話すほどの仲となり、女は妻子のいる水谷との関係に不安を抱きながらも、ある日、水谷にホテルへ誘われる。そこでキスされてベッドに押し倒されたものの、一線は越えなかったという内容でした」(週刊誌記者)
しかし、結果的に件の女性週刊誌は恐喝の片棒を担ぐことになったとも言える。
「似たようなケースで、先日発売された『週刊文春』(文藝春秋)にて、ZOZO前社長の前澤友作氏が秘書に応募した女性と男女の仲になったことから生じたトラブルを報じています。女性が週刊誌に暴露することをほのめかしたことで、前澤氏はそれを阻止しようとし、女性は前澤氏と話した結果、『なんか色々と良い事を言われました。文春さんに出たら、それはしないと言うので、とりあえず2人で会って、色々契約しようと思いました』と文春に掲載を見送るよう要請した。
しかし、掲載を見送り、前澤氏が女性に金銭を払えば恐喝が成立することになり、日本を代表する経営者である前澤氏の採用を巡るトラブルを報じる公共性、公益性は十分あるとして、文春は掲載に踏み切りました。しかし、今回の女性週刊誌の場合、妻子がいる身で未成年とキスしたとはいえ、合意のうえでホテルに行っていることから、元TOKIO・山口達也の未成年への強制わいせつ事件ともニュアンスは違うとも思われますが、水谷自身にも非があったことは明らか。ただ、水谷側から被害届が出ていたにもかかわらず恐喝していた側の言い分をまんま掲載し、水谷を晒し者にしたのは、いささか問題だったのではないでしょうか」(前出の記者)
スクープ欲しさにこうした情報に飛びつくのはマスコミの性だが、メディア関係者は他山の石とするべきだろう。
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