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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 川口春奈の代役に裏密約か

川口春奈の沢尻エリカ代役に密約説!? 2021年の朝ドラヒロインに内定か

川口春奈オフィシャルサイトより

 来年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』に出演予定だった沢尻エリカ容疑者が、MDMAを自宅に所持していたとして、16日に麻薬取締法違反容疑(所持)で警視庁に逮捕されたことを受け、同局はその代役に若手女優の川口春奈を起用することを決めた。

 川口が演じることになるのは、斎藤道三の娘で、後の織田信長の正妻・帰蝶(濃姫)役。主人公・明智光秀(長谷川博己)と絡むシーンも多い、“第2ヒロイン”ともいわれる重要な役どころだ。

「代役について、NHKは33歳の沢尻容疑者と同じくらいの年齢で、ランク的にも同等で、それなりの知名度があり、かつ時代劇経験のある女優を希望していました。しかし、候補に挙がっていた貫地谷しほり、蒼井優、広末涼子らには断られてしまった。それも当然でしょう。薬物で逮捕された沢尻容疑者の尻ぬぐいなんて、同格の女優たちが受けるわけがありませんし、売れっ子なら来年のスケジュールはもう入っているはずですから」(芸能プロ関係者)

 窮地に追い込まれたNHKとしては、妥協するしかなく、やむを得ず浮上したのが、決して理想ではない“若手”の抜擢だった。

「川口が所属する研音は大手中の大手で、特段NHKに媚びるような立場にありません。ただし、来年秋に放送開始の朝の連続テレビ小説『おちょやん』のヒロインに、オーディションなしで、現在売り出し中の杉咲花を起用してもらった“借り”があるのは事実。沢尻と同ランクの女優はとても出せないが、若手の川口なら、研音側にもメリットがあるので、差し出してもいいということでしょう。

 川口は時代劇の経験もないですし、沢尻より9歳年下でかなり違和感はありますが、早く代役を決めなければならないので、背に腹はかえられません。そもそもNHKが川口を女優として評価していたなら、これまでにも起用していたはずですが、地上波ドラマはゼロで、BSプレミアムの『受験のシンデレラ』(2016年)に1回出ただけ。今回、川口が代役を引き受けた見返りとして、濃姫役を無難にこなせば、21年の朝ドラのヒロインをまかせるくらいの“口約束”はしてるという話もある。ほかにも、元NGT48でアイドルから女優への転身を目指す山口真帆あたりも、NHKドラマにバーターで出演することになるかもしれませんね」(同)

 川口は09年に女優デビューを果たし、13年10月期には『夫のカノジョ』(TBS系)で、18歳にして、プライム帯の連ドラで初主演に起用されたが、全話平均視聴率は3.87%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)で、今世紀に民放プライム帯で放送された連ドラの中(テレビ東京系は除く)でワースト視聴率を記録してしまった。

 その後、民放プライム帯の連ドラに2番手、3番手で出演した『探偵の探偵』(15年7月期、フジテレビ系)、『Chef~三ツ星の給食~』(16年1月期、同)、『愛してたって、秘密はある。』(17年7月期、日本テレビ系)、『イノセンス 冤罪弁護士』(今年1月期、同)は、すべて視聴率1ケタ台に終わっており、“数字”をもっているとはとても思えない実績だ。

 演技力、経験、ネームバリュー、人気など、あらゆる面で大河の重要な役どころを演じるには、力不足感が否めない川口だが、好演して『麒麟がくる』を出世作にできるか注目が集まる。格闘家とうつつを抜かしたりしてる暇はないだろう。

最終更新:2019/11/25 16:02
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