2020年大学受験に異変!? 少子化が進む中で人気爆上げ気配の大学とは?
#教育 #箱根駅伝 #大学受験
大学進学率が50%を超える一方で、少子化もグングンと進行。大学間で生徒の激しい奪い合いが展開されているが、様々な追い風が吹いたことにより、来年の入試で受験生が飛躍的に伸びそうな大学があるという。
予定されていた英語民間試験が直前になって延期され、大人の思惑に翻弄される今年度の受験生たち。2021年の入試で導入が予定されている記述式問題についても、受験を控えた現役高校生や関係者から問題点を指摘する声が噴出し、ドタバタが続くなか、2020年の受験には大きな特徴があるという。大学関係者がいう。
「今年度の入試は、現在行われているセンター試験が最後の年となり、来年度から試験問題の傾向が変わるため、浪人を極端に嫌う傾向が強く出ています。そのため、志望校をワンランクもツーランクも下げて受ける予定の受験生が多く、とにかく安全志向で志望校を選んでいることが模試のデータなどでも明らかです。逆に言えば、最上位校は受験者減が見込まれますから、一発に賭けるのも1つの選択でしょう」(大学関係者)
そんななか、俄然存在感を増している学校があるという。大学の志願者数は毎年、必ず増減があるが、受験雑誌記者によれば、志願者が増える要素がいくつもあるのが筑波大学だという。
「志願者数増加の第一の理由は、ラグビーW杯で活躍した福岡堅樹選手です。彼は県下トップクラスの進学校から筑波大に進み、将来は医師を目指していることを公言して話題になりました。W杯と同時期には、26年ぶりに箱根駅伝への出場も決めています。さらに大河ドラマ『いだてん』のモデルとなった金栗四三も、筑波大学の前身の東京師範学校の出身です。昔から文武両道の大学でしたが、改めてアピールポイントが注目された形です
また、今年の受験生は、来年度の大学入試改革を控え、東大や一橋などの最難関校を狙う子がレベルを1つ下げれば、選択肢は自ずと筑波になってきます。10年以上前なら筑波=一人暮らしでしたが、近年、つくばエクスプレスの開通により、都内からの通学も可能になりました。箱根駅伝に国立大学が出場するのは久々ですから、中継ではそのことが連呼されるはず。もし上位に入るようなことでもあれば、一気に志願者は増えるでしょう」(週刊誌記者)
英語民間試験は萩生田光一文科相の“身の丈発言”で吹っ飛んだが、今年の受験者の“身の丈”に合うのは筑波大学かも?
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