投資家の反応は「別に……!?」 沢尻エリカ逮捕も、エイベックス株が無風だったワケ
#エイベックス #沢尻エリカ
沢尻エリカ容疑者が麻薬取締法違反の疑いで11月16日に逮捕されたが、警視庁の調べによると、10年以上前からMDMAだけでなく、コカイン、LSDなど約10種類の薬物を毎週のペースでキメていたという。
「沢尻は来年1月のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で、主要キャストを務めていたが、降板は決定的。すでに撮影はかなり進行しており、セットも作り直してもう一度出演者を呼び寄せて撮り直すとなると、その規模はピエール瀧の時の比ではない。それ以外にも彼女は多数のCM契約を結んでいますし、損害額は5億円とも10億円とも言われています。また、以前から薬物の噂のあった沢尻を所属させた所属事務所のエイベックスにも批判の声が上がっています」(週刊誌記者)
だが、芸能界が右往左往する一方で投資家たちは意外な反応を見せている。沢尻が所属するエイベックス・マネジメントを傘下に置くエイベックス(株)は東証1部に上場しているが、沢尻逮捕後の18日の株価は前週末比2.9%の下落。19日は前日比0.23%と、さほどダメージを受けていない。
「傘下のエイベックス・マネジメント所属の沢尻が逮捕されたことにより、今後の業績に悪影響が出るのではないかとの思惑から、朝方は売りが先行していましたが、終わってみればそれほどの下落にならなかった。過去に、所属タレントの押尾学が事件を起こしたときは女性一人が亡くなっており、エイベックス社員が犯人隠避の罪に問われたため、株価は暴落しました。それに比べれば、今回の沢尻は『別に…』という程度の可愛いものだということでしょう。株主にとっては沢尻の薬物よりもCDが売れなくなっていることのほうが深刻。安室奈美恵の引退は大ダメージですし、ライブで稼いでいた会社なのに、オリンピックに向けてスタジアムが足りなくなっているほうが痛い。株サイトの掲示板では、沢尻以上に『松浦勝人会長は大丈夫か?』との心配の声で溢れています」(経済誌記者)
投資家たちは、損害賠償をエイベックスが肩代わりしたとしても、“あくまで沢尻本人の借金”と見ているようだ。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事