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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > ブレイク間近、アインシュタイン登場
次期ブレイク候補がサイゾー初登場!

「ブスいじりは文化」アインシュタインが築き上げた、ブサイクいじりの“塩梅”

稲田はブサイクであることに無自覚

今年の『M-1』では3回戦突破!

――しかし、なんとなく容姿をいじることが難しくなっている風潮というか、やりづらくなってきたりとかあるのかな、とも思うのですが。

稲田 そうなんですよ。でもね、自分で言うのはありですよね、たぶん。それすらも危ういっていわれてる世の中で、全部封じられたらどうしよう。

――不安ですか?

稲田 僕は、面白い文化やと思うんですよね。自分の……言うたら普通の人からしたらコンプレックスなところって、やっぱりちょっと面白いところがあると思うんですよ、絶対に。それをちゃんとお仕事として成り立たせるというか。なくなってはいけない文化だと思うんですよね。一番あかんのは、ブスやなぁと思ってるのに言わへんとか。結局、それがバレてるっていうのが一番ダメなことで。大っぴらに言ったら、こんなに楽しい世界があるんだよって言いたいんですよ。

――卑屈さがないっていうのが、稲田さんのすごいところだと思います。

稲田 ただ、自覚が浅いんですよ。見えないじゃないですか、自分で自分の顔って見えないから。たまにほかの人たちと一緒になって誰かの見た目いじったりしてる時にゾッとします、自分で。

河井 ほんまにようあるんですよ(笑)。

稲田 そこは周りに注意されて、注意っていうか「おい、誰が言ってんねん」って言われた時に「天然でやってしまった感」がすごい恥ずかしいっていう(笑)。

河井 ほかの芸人のことをみんなが「おいブスやなぁ」とか「お前なんやねん、その顔」とか、みんなでわぁってわろてる時に、お前ようわろてんな、本当に。

稲田 いや、笑うのはいいけど、ちょっと優位に立って笑ってる時があって、それはちょっと……。

河井 あるな(笑)。

――でも、いいですよね。妙に自覚しすぎている人より。

稲田 自覚したらしんどいかもしれないですよね、もしかしたら。

――そもそもブサイクとかイケメンって、何を基準としているのかって話ですよね。

稲田 確かに。この人ほんまに男前か? みたいな人が男前って言われたりもしてますもんね。

河井 いやいやいやいや、そんな難しい話じゃないですよ。ブサイクはブサイクでしょ! ただこいつは今までにいなかったブサイク芸人というか。ブラマヨの吉田(敬)さんとか、南キャンの山里(亮太)さんもそうですけど、ブサイクという自覚がちゃんとあって、だからやったからこんなつらい思いしてきた、というのがネタになってる。でも、こいつの場合は、自分のことをブサイクと思えてない瞬間が、長所でもあり短所でもある。無自覚、無責任が功を奏してるのかなぁとは思いますけど。普通じゃない、明るいブスという。

――そして何事においても、やっぱり1位になるってすごい。ブサイクラインキングも男前ランキングも。

河井 中途半端よりは絶対いいと思います。でも、男前ランキングのポスターに和牛の水田(信二)がそこそこの顔して写ってるのはどうかしてるな、とは思いますね。

稲田 本当にそれです。わかってない人が、あのポスター作ったんですよ。

河井 水田に関しては、ちょっと納得してない。

稲田 あれですよね、最近成り金デブですよね。

河井 小金持ち成り金デブです。

――和牛さんやアキナさんなどが一足先に認知度を広げていることに関してはいかがでしょうか。焦りなどはありますか?

河井 いや、でも正直あんまりそういうのはないですね。全然違うので。芸風も違いますし、コンビ歴も違いますし。ずっとユニットでやっててお互いの苦労もよくわかってるので、コンテストの予選で自分たちが落ちて2組が行ってる時とかは、もう頼むから上まで行ってくれ、そんで俺ら引き上げてくれよと。

――なるほど。

河井 おこぼれちょうだい、ちょうだいって(笑)。お互いに、それで面白くやっていけたらいいじゃないですか。

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