狂妻から「妻のかがみ」へ――加トちゃんの妻・加藤綾菜に見る、嫌われ者の逆転現象
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嫌われ者の逆転現象
これまで綾菜バッシングが過熱していたのは、彼女がほとんど反論してこなかったことにも起因している。これによって、噂を「認めている」という先入観が働き、あたかも事実のように流布。郵便ポストが荒らされたり、自転車をバットでボコボコにされ、なぜか木の上に吊るされるなど、すさまじい嫌がらせを受け、5回の引っ越しを余儀なくされている。
綾菜が心ない声に反論してこなかったのは、彼女の過去にその理由がある。中学時代に壮絶なイジメを受けて以来、「自分は中傷とかイジメとかをしない人間になろうと思ったから」と『深イイ話』で明かしている。
いずれにしても、彼女はこの8年間、世間の誹謗中傷に耐えたわけだが、最近、そうした嫌われ者の「逆転現象」が見られる。例えばキングコング西野亮廣、社会学者の古市憲寿だ。彼らも何かと誤解されやすいものの、自分の信念を貫いてきたタイプ。昨今、芸能人が会見を開いて謝罪や釈明する姿をたびたび見かけるが、西野や古市に教えられるのは、自分にやましいことがなければ、何も釈明する必要はないということだ。
それにしても高齢男性との結婚=財産狙いという先入観を、いつまで日本人は持ち続けるのだろうか。
遊びじゃないのよ、この恋は
結婚当初、綾菜はキャバ嬢で、加藤とはキャバクラで出会ったなどとささやかれたが、それも結局はデマだった。20歳当時、小料理店でアルバイトしていた綾菜。加藤とは「客と店員」として半年間接していたが、綾菜は、その頃から加藤のことを素敵だと思っていたそうだ。しかも特に年上好きというわけではなく、同世代の男性と付き合っていたこともあるそう。
電話番号が書かれたコースターを渡されたその日の夜に電話したという綾菜。それから付き合い始め、結婚して、はや8年。まだ母親のおなかの中にいた頃、「テレビに加トちゃんが出てきたらおなかを蹴る」というエピソードが、母子手帳に書き記されているそうだ。これを「運命です」と言い切る綾菜。派手な顔が災いして「良妻」というイメージは定着していないが、この先、おそらく加藤を手厚く介護するであろうことが容易に想像できる。
加藤綾菜が「妻のかがみ」と呼ばれる日を楽しみにして待ちたい。
(文=都築雄一郎)
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