トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > おっさんずラブツイで女性蔑視?

『おっさんずラブ』公式ツイッターで女性蔑視発言? 新シリーズは担当者交代で失策続きの惨状に

 ファンの思いを無視した大幅な設定変更が反感を招いているテレビ朝日系ドラマ『おっさんずラブ -in the sky-』。今度は、番組の公式ツイッターでの問題発言が批判を浴びている。

 11月9日の第2話放送直前に、『おっさんずラブ -in the sky-』の公式ツイッターが主人公である春田創一(田中圭)とその後輩にあたる橘緋夏(佐津川愛美)のオフショットを投稿。緋夏が春田に就職先を紹介したお礼に「おでんをごちそうしてください」と言ったことから、『#お礼におでんご馳走してくださいって』、『#高コスパ女子』というハッシュタグがつけられていた。

 しかし、この『#高コスパ女子』というハッシュタグに対し、ネット上では、〈ファミレスで同伴して「コスパいい」って思ってるおっさんの発想〉、〈高コスパ女子はヤバイと思う。「安い女」っていう意味ですよね?〉、〈人をコスパで換算する視点は、人を“劣化した”と物化する視点と同じベクトルでは?〉などと批判が浴びせられている。

「公式SNSとしては、“高コスパ女子”を褒め言葉として使っているのかもしれませんが、コスパの高低で女性の価値を判断しているということがにじみ出ている。番組の公式SNSとしては、ちょっと考えられない言葉です。しかも、コスパうんぬんは必ずしも物語とは関係ない部分なので、そもそもここをハッシュタグでピックアップする意味もわからない。潜在的な女性蔑視であると批判されるのは当然でしょう」(週刊誌記者)

 そもそもシーズン1では、公式SNSを上手く活用したことがドラマのヒットにつながった。

「シーズン1放送時は公式ツイッターで撮影時のオフショットや内容に関するちょっとした小ネタなどを投稿し、視聴者の期待感をうまく煽っていました。インスタグラムの方では、『武蔵の部屋』として黒澤武蔵(吉田鋼太郎)が愛する春田を隠し撮りした写真を投稿し、視聴者は春田の魅力的な姿を楽しむことができました。

 つまり、前作では公式SNSが見事に作品を盛り上げていたんですよね。それが、新シリーズになったら公式ツイッターは不適切な発言をするし、公式インスタグラムに至ってはシーズン1放送時の投稿を全削除してしまう始末。もはや公式SNSのせいで、ファンが減っているような状況です」(同)

 実はシーズン1とシーズン2で公式SNSの担当者が変わっているという。

「公式SNSが具体的にどのような形で運用されているのかは不明ですが、スタッフクレジットを見る限り、担当者が変わっていることがわかります。前任者は間違いなく公式SNSの使い手としては超有能だったといえるでしょうが、現在の担当者については残念ながらそうではなさそうですね……」(同)

 シーズン1からの変更点が多い『おっさんずラブ -in the sky-』だが、やることなすこと、そのほとんどが前作の熱心なファンから反感を買っているのは間違いない。どうやら史上まれに見る失策続きの続編となってしまいそう?

最終更新:2019/11/13 22:00
ページ上部へ戻る

配給映画