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嵐・二宮和也、結婚相手が「元フリーアナの一般女性」の横並び報道となったドタバタ舞台裏

嵐・二宮和也

 ジャニーズ事務所の人気グループ・嵐の二宮和也が13日、かねてから交際が複数のメディアで報じられてきた2歳年上の元フリーアナウンサーの一般女性との結婚を発表した。

 公式発表の前には、同日の夕方に本サイト含む一部インターネットメディアがその夜に結婚発表があることを報道。二宮がファンクラブに向けて正式発表した直後の午後11時頃にスポーツ紙、テレビの報道番組がほぼ横並びでニュースとして伝えた。

 その舞台裏を、スポーツ紙記者はこう語る。

「二宮さんの結婚発表があるという話は、昼過ぎには芸能メディア界隈では噂になっていましたから、先出しした日刊サイゾーさん含む雑誌系のネットメディアは、そうした情報をキャッチしたのでしょう。とはいえ、主に制作ニュースなどの一次情報を扱い、日頃からジャニーズ事務所さんと懇意の関係にある我々スポーツ紙や番組編成上のお付き合いがあるテレビ局は、きちんと事務所にあてウラをとり、許可を得ないと、いくらおめでたいニュースだからといって勝手に報じることはできません。そうした背景もあり、結果的にはファンクラブへの公式発表を受けての各社横並びの報道となったわけです」

 賢明な日刊サイゾー読者は、こうした報道の流れは近年よくあるケースであることはご存知だろうが、一方で今回の二宮の結婚発表に関してはもうひとつ大きなハードルがあったという。

 そもそも、二宮と結婚相手の女性は、これまでの約5年にわたる交際期間中において、何度となくその仲睦まじい様子が週刊誌や女性誌などで記事化され、2ショット写真を掲載されたこともあった。

 にもかかわらず、今回、多くのメディアが二宮の結婚相手について“元フリーアナウンサーの一般女性”という表現を使い、あえて名前を出さない姿勢をとっていることに違和感を覚えるファンも多かったはずだ。

「実は2週間ほど前に“元フリーアナウンサーの一般女性”の代理人から、週刊誌などの一部メディアに対して通達があったことが業界でも話題になっていました。端的にいえば、『“元フリーアナウンサーの一般女性”は昨年3月いっぱいで所属事務所を退社し、芸能活動を引退しており、すでに一般人であることから実名や写真、プライベートおよび私生活に関する報道は控えるように』という内容です。今回の結婚報道においても、その部分が大きなネックとなったんです。我々としては、過去のさまざまな報道で、もはや二宮さんの恋人として広く一般にも周知され、昨年まで芸能活動を行っていた“元フリーアナウンサーの女性”の実名を今さら隠す方が不自然なんじゃないか、と。それでギリギリまでジャニーズ事務所含む関係各所と交渉したのですが……」(前出のスポーツ紙記者)

 結果的には、スポーツ紙含む多くのメディアが実名ではなく、“元フリーアナウンサーの一般女性”という形で今回の結婚発表を伝えることになった。

「芸能界やメディア周りの人間だけでなく、一般の人も二宮さんの結婚相手の“元フリーアナウンサーの一般女性”か誰かわかっているのに記事の中で実名を出せないなんて、こんなことは前代未聞。ただでさえ、近年は芸能界や芸能人に関わる不祥事が続き、世間の芸能界不信が増しているのに、メディアまでこんな弱腰の姿勢ではますます芸能界は世論からうがった目で観られるんじゃないですかね」(広告代理店関係者)

 本サイトでも二宮和也の結婚を他スポーツ紙に先駆けて報じたが、お相手のプライバシーを慮り、あえて実名は出さないで公開した。二宮の結婚報道は実名で報じるか否か、あるいは公人と私人の扱いという点では、芸能メディアの“ひとつの指針”となるかもしれない。

 ただ、本来は祝福すべきおめでたい話題のはずが、忸怩たる思いを抱いているメディア関係者も多そうだ。

最終更新:2019/11/14 12:02
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