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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 木村拓哉ドラマは数字的に不合格

木村拓哉『グランメゾン東京』、自己最高視聴率を更新でも『半沢直樹』の露払いとしては不合格⁉

TBS公式サイトより

 これではまだ及第点には程遠い?

 11月10日に放送された木村拓哉主演のドラマ『グランメゾン東京』第4話の平均視聴率が13.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。番組最高視聴率を更新した。

「初回はプロ野球の日本シリーズで放送時間が変わったり、その後も裏番組に強力なスペシャルがあったりと不運な面もあったが、きっちり2桁をキープ。『ドクターX』『相棒』というテレ朝の看板ドラマに次ぐ数字となっている。しかし、第3話は他局が平常運転の中、11.8%に落ち込んでいたことで、TBS内では不安を感じる声も多かった。同ドラマは毎回、仲間が増えていく『ワンピース』方式な点がウケていて、今回は吉谷彩子演じるパティシエがチームに加わった。今が季節のモンブランが話のメインとなっていたことで、女性視聴者も入り込みやすかったのでは」(テレビ誌ライター)

 とはいえ、『グランメゾン東京』は木村の要望でフランスロケを敢行。高級食材をふんだんに使っていることから制作費は膨大に膨らんだ。そのため、TBS側が課す視聴率のノルマは15%だと目されている。

 さらに、その他にTBSにはもっと数字を上げてもらわないと困る別の事情もあるという。

「来年4月期の同枠で『半沢直樹』を控えているのがその理由です。続編を実現するのに7年もかかっているだけに絶対に失敗はできない。しかも、前作は最高視聴率42.2%のお化けドラマ。乗り気でなかった堺雅人をやっとのことで口説いて、12~13%台などでは済まされない。日曜劇場の固定視聴者を増やして最高の状態でバトンを渡すためにも、『グランメゾン東京』にはなんとしてでも視聴率15%以上を取ってほしいというのが、上層部の本音です」(週刊誌記者)

 このまま右肩上がりとなり、「さすがキムタク!」と言える数字を取れるだろうか。

最終更新:2019/11/12 10:00
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