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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 米倉ドクターXが7年ぶり低い数字

米倉涼子『ドクターX』、7年ぶりの低視聴率はいよいよマンネリ感の限界か

米倉涼子

 テレビ朝日系の超人気ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』第6シリーズ(米倉涼子主演)第4話が7日に放送されたが、視聴率は17.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)と意外に低調だった。

 初回は20.3%と大台を突破したが、第2話19.0%、第3話18.1%で完全に右肩下がりになっている。『ドクターX』シリーズで、17%台まで落ち込んだのは、2012年10月期にオンエアされた第1シリーズの話(17.7%)以来、5シリーズぶり、7年ぶりの非常事態だ。
 これが並みのドラマであれば、上々の視聴率なのだが、なんせ20%超えが当たり前の同シリーズに何が起きているのだろうか。

「さすがに、もう第6シリーズですからマンネリの感は否めませんので、毎回20%超えというのは難しいでしょうね。ただ、第4話で17%台まで落ち込んだのは、裏番組との兼ね合いが大きかったんだと思います。

 7日はボクシングの『WBSSバンタム級決勝 井上尚弥vsノニト・ドネア』(フジテレビ系)が大健闘し、15.2%の高視聴率を獲得。『世界野球プレミア12 日本対台湾』(TBS系)も、オープニングラウンド最終戦とあって注目を集め2ケタに乗せました。

『秘密のケンミンSHOW!』(日本テレビ系)も安定の2ケタ台。また『JA全農 卓球W杯団体戦東京 男子準々決勝 日本対ドイツ』(テレビ東京系)も放送されていました。つまり、『ドクターX』は3つのスポーツ中継に挟撃されていたのです。

 ラグビーワールカップで示されたように、録画再生でも問題がない、ドラマやバラエティと違って、スポーツはリアルタイムで見ないとおもしろくないわけです。結果がわかった状態で、後で録画を見てもつまらない。ボクシングだけではなく、野球も卓球もやっていたとなるとさすがの『ドクターX』でも厳しかったということでしょう。今回はそれほど悲観するものではありません」(テレビ誌記者)

 とはいえ、従来と比べて、数字が低調なのは確か。第5話で、バーンと挽回できるのか注視してみたい。

最終更新:2019/11/10 22:00
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