新木優子『モトカレマニア』、今世紀ドラマの最低視聴率が濃厚で打ち切りカウントダウンへ
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新木優子と高良健吾がダブル主演を務める、フジテレビ系連続ドラマ『モトカレマニア』(木曜午後10時~)がかなりヤバい状況になってきた。
7日に放送された第4話の視聴率が3.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)まで落ち込んでしまったのだ。同話は前番組のボクシング中継が延長され、30分遅れのスタートとなったことが影響した可能性もあるが、それにしても目を疑うような数字だ。プライム帯の民放連ドラで3%台を記録したのは、2017年7月期『セシルのもくろみ』(真木よう子主演、フジ系)第6話の3.7%以来の惨事。
『モトカレマニア』は、初回(10月17日)から5.6%と苦戦。以降、第2話(同24日)5.2%、第3話(31日)4.1%とグングン降下し、ついに3%台まで下げてしまった。第4話までの平均は4.6%と5%割れしている。
同作は、5年前に別れた元カレ・マコチ(高良)を忘れられない“モトカレマニア”のユリカ(新木)が、就職先の不動産会社で同僚として元カレと再会してしまい、心が揺れ動く姿を描いた物語。新木にとっては、連ドラ初主演となっている。
「新木は所属事務所スターダストプロモーションの猛プッシュもあり、17年には『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-3rd season』(共にフジ系)といった人気ドラマにレギュラー出演。
その後、『トドメの接吻』(昨年1月期、日本テレビ系)、『SUITS/スーツ』(同10月期、フジ系)、『トレース~科捜研の男~』(1月期、同)で、立て続けにヒロイン格に起用され、顔と名前を売ってきました。
フジも『SUITS』『トレース』の視聴率がよかったこともあり、今回初めて主演に抜擢しましたが、正直、プライム帯の連ドラでは時期尚早。ワキを固めるキャストもしょぼく、ストーリー的には、あまりにもバカバカしい内容で、深夜ドラマで十分でした。爆死はやる前から見えていました。キャリア、格を考慮して、高良がダブル主演の形を取っていますが、実質は新木の単独主演的な作品で、これでは演技派の高良には気の毒でなりません」(テレビ誌記者)
今世紀以降、民放プライム帯の連ドラ(テレビ東京系は除く)で、最も全話平均視聴率が低かったのは、13年10月期『夫のカノジョ』(川口春奈主演、TBS系)の3.87%だが、このペースでいくと、『モトカレマニア』は、それを下回ってしまう可能性も十分。上昇気配がなければ、フジは“打ち切り”を視野に入れざるを得ないだろう。
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