IZ*ONEを生んだ『PRODUCE 48』で“投票操作” 『NHK紅白歌合戦』出場有力も、番組P逮捕で選考に影響……?
若い世代を中心に人気沸騰中の日韓合同女性アイドルグループ「IZ*ONE(アイズワン)」に“試練”が訪れている。
IZ*ONEは、2018年に韓国の音楽専門チャンネル「Mnet」とAKB48グループがコラボした日韓合同オーディション番組『PRODUCE 48』から生まれたグループ。韓国の芸能事務所に所属する練習生57人、AKB48グループに所属する日本人アイドル39人の練習生から、韓国の視聴者投票によって選ばれた12人によって結成された。48グループからは、HKT48の宮脇咲良と矢吹奈子、AKB48の本田仁美という3人のメンバーが在籍しているが、現在はそれぞれグループの活動を休止し、IZ*ONE専任となった。
昨年10月のデビュー直後から配信チャートを席巻し、今年2月に発売となった日本デビューシングル「好きと言わせたい」から最新作「Vampire」まで3作連続で20万枚超えという快挙を達成。ソウル、バンコク、台北、香港でのアジアツアーを経て、8月には日本ツアーも敢行し、約5万人の動員を誇る人気ぶりをみせている。
そんな中で5日、韓国メディアの報道により、11人組ボーイズグループ「X1」を生み出した『PRODUCE X 101』での投票操作疑惑で、Mnetの親会社CJ ENMのアン・ジュニョン プロデューサーと、チーフプロデューサーのキム・ヨンボムの2名が逮捕されたことが明らかとなった。
『PRODUCE X 101』の最終回で、最終投票結果が発表された際にファイナル進出者20名の得票数の差にある一定の規則性が見られたことにより、視聴者たちから疑いの目が向けられ、結果、警察による捜査が行われることに。『PRODUCE』シリーズ全ての制作に関わっているアン・ジュニョン氏は、シーズン3と4にあたる『PRODUCE 48』と『PRODUCE X 101』での投票操作を認めたという。
これを受け、CJ ENM Japanは11日に予定していたIZ*ONEのカムバックショー『COMEBACK IZ*ONE:BLOOM*IZ』の日韓同時放送の中止を発表。「諸般の事情により韓国での放送自体が急遽中止となりまして、日本においても放送中止となりました。この度は報道関係者の皆様ならびに視聴者の皆様にご迷惑をお掛けし、大変申し訳ございません」と謝罪している。
10月29日にデビュー1周年を迎え、11日には初のフルアルバムの発売も控えていただけに、ファンからは「カムバ控えてるのにタイミングが悪すぎる」「どうして大事な時期に」「彼女たちは悪くないのに……」と悲鳴が。また、IZ*ONEは初めから2021年4月までの2年6カ月という活動期間が設定されているので、「活動休止や解散はやめてほしい」「最後まで活動できますように」と願う声も少なくない。
「7日発売の『女性自身』(光文社)には、11月下旬に予定されている公式発表に先がけ、『NHK紅白歌合戦』の紅組出場者としてIZ*ONEの名前がありました。その人気ぶりから、関係者の間では早くから有力候補として名前が挙がっていたのですが、今回の投票操作で雲行きが怪しくなってきましたね……」(音楽関係者)
彼女たちの活動期間は残り1年半。今後の動向に注目が集まる。
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