日本発のロリータブランド上海店に転売ヤー集結で、店員とトラブル! 流血騒ぎも……
#中国 #転売
中国では日本のアニメや映画、ファッションが若者を中心に根強い人気を誇っているが、ここ数年、特に人気となっているのがロリータファッションだ。すでに中国国内には1,000を超えるロリータブランドが存在し、日本からも多くのブランドが中国進出を果たしている。そんな中、人気ブランドの店頭で、客と店員とのトラブルが発生したことが伝えられている。
香港メディア「アップルデイリー」(10月27日付)によると、事件が起きたのは日本の人気ロリータブランド「Angelic Pretty」の上海店。26日、同店は開店3周年を記念した限定商品の発売を予定しており、午前10時の開店を前に多くのファンたちが列をなし、入店を待ちわびていた。店側は限定商品の購入希望者に対し、ロリータファッションを着用し来店するようオフィシャルサイトなどで告知していたため、店先は、多くのロリータファッションを身にまとった若いロリータ女子たちでいっぱいとなった。
そんな中、現場でロリータファッションに着替えて並ぶ中年女性や男性の姿もあり、ほかの客からは「転売目的で並んでいる人がいるのではないか」との声が上がり始めた。店員は証拠映像として、転売目的と思われる来店客をスマホカメラで撮影。これに激怒した転売ヤーと店員の間で罵詈雑言の応酬が繰り広げられたのである。多くの客でごった返してい現場では、一部の客が店頭入り口のドアに押し付けられてガラスが破損。破片で負傷者が出るなど、一時騒然となった。
結果、通報を受けた地元警察や警備員が事態の収拾に当たったのだが、店側は限定商品の発売中止を発表した。その理由についてはSNS上で「来店客の半数が転売目的だったことや、店頭のドアが破壊されたため」と説明していたが、客からは「自らの管理・運営上の不手際であるにもかかわらず、責任転嫁だ」「こっちは朝から並んだのに」と批判が殺到している。
現在同店はSNSのコメント欄を閉鎖するなどしているというが、ファンの怒りはまだまだ収まりそうにない。
(文=青山大樹)
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