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日刊サイゾー トップ > 社会  > スパイ疑惑キャスター死から4年
中国未解決事件簿

北大教授「中国で拘束」で思い出される、中国国営放送美人キャスターの不審死

家族にも内緒で台湾に移住していた!?

 方静氏は15年11月18日、胃がんで死去したのだが、翌月その死をめぐり、衝撃のニュースが報じられた。実は、台湾で亡くなっていたことが明らかになったのだ。死亡時に台湾にいた理由は現在も明らかにされていないが、同時期に中国国営メディア・環球網は、「15年10月に、中国と台湾の間で捕虜の交換を行った」と報じていたことから、ネット上では、「交換され、台湾に渡った捕虜こそが、まさに方静氏だったのではないか」と、ささやかれているのである。

 方静氏の死には多くの謎が残されている。彼女のプライベートについて、同僚たちは誰も詳しいことを知らず、彼女の母親でさえも台湾に渡っていたことを知らなかったという。

 ネット上では、彼女の4周忌を前に「中国国籍を持つ者が台湾に移住するのは容易ではない。台湾政府と敵対する中国政府の宣伝機関である中国中央テレビの職員となればより一層だ。何か特別な事情があったとしか思えない」「末期のがん患者が親にも知らせず台湾へ旅行に行くとは思えない」といった疑惑が再燃しているが、真相はやぶの中である。

(文=広瀬大介)

最終更新:2019/11/05 20:00
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